「じょうずだねちいくまくん」 なかなかよいと思う みんなの声

1作目といい、2作目といい、やんちゃなちいくまくんが息子になぜかみえてしまいます。
そしてこのちいくまくんとおおくまさんの関係がとっても気になる絵本です。

おおくまさんは、子育てのお手本のようです。おおらかに子供を見守って、「じょうずだね」「じょうずだね」といって、ちいくまくんを褒めて伸ばす。
私にはなかなか真似できないですねぇ。お手本にせねば･･･

そんなことを思ってしまう作品でした。
絵のタッチもとっても素敵です。

おおくまさんとちいくまくんは一緒に暮らしていました。ある日二人で森にたんけんしに行くことにしました。ちいくまくんは大岩にのぼったり、大岩からジャンプしたり、えだを大きくゆらしたり。それを見ていたおおくまさんは「ちいくまくん　じょうずだね」ってやさしく言いました。そして今度ちいくまくんは川の中の石をピョンピョン飛び始めると「バチャ〜ン」川の中に落ちてしまったの。そして、おおくまさんに助けられたちいくまくんはたんけんを続けるんだけど今度おおくまさんが川を渡るときちいくまくんは「気を付けてよ。ぼくみたいにかわにおちちゃうよ」って。それを聞いたおおくまさんは「それじゃ　きみがすべった石をおしえてくれるかい？」この会話がとてもよかったです。絵もやさしいタッチで描かれているしとてもかわいい絵です。