1981年に発行された絵本です。アイルランドのダブリンに生まれたオスカー・ワイルド童話集 「幸福な王子」は子供たちに読まれたと 後書きにありました。
まずしい木こりが 星の子供を見つけますが・・・・
自分たちの子供を育てるだけで精一杯で人の子を育てる余裕はないと一人の男は言うのですが もう一人の男は 連れて帰り育てると言います。
しかし星の子は わがまま ある日 こじきの格好のお母さんが尋ねてきますが、きたないから 出て行ってと言います。この災いが星の子を みにくいがまのような 姿にするのですが・・・・・
彼は 母親に ひどいことを行ったと 反省するのです
戯曲のようです
絵は、暗い雰囲気ですが、細かく描かれていますね。
中世の家来のような姿 貧しい母の姿 らい病の姿が描かれたり
しかし お話を読んでいるうちに 母に対する 反省が こんな風に結末が展開するのかと思いました。
童話を読んでいるようでした。
魔術師が出てきたり しかし時代背景が 描かれていて
最後は平和な国が やってくるのですが・・・・
当時の 風景も時々描かれ 星の子の意味わかりました。
少し難しいかもしれませんが 高学年なら 分かると思います
日本の歴史と違いもよく分かります(服装など らい病に対する絵本はなかなかないと思いました)
作者の言いたいことは 分かりますよ