読んでいるうちに、絵本の言葉に、リズムや音が くっついてきて、なんだか、歌いだしそうになりました。むしろ、普通に淡々と読むほうが難しい気がします。
絵も言葉も、荒井良二さんの中から、するするするっと出てきたような感じで、きっと荒井さんそのものが、こういう色や絵や言葉で できているのでは?と勝手に思ってしまいました。
頭や体が こういうもので出来ていたら、この世は、そして、人生というものは どう見え、どう感じられるのだろうと興味深々です。子どもの世界に近いようにも思うのですが、私の中には 残念ながら もう無い世界だなぁ。時々、こういう絵本を読んで、明るく、楽しく、おちゃめでエネルギッシュな世界を取り戻したいなーと思います。