「ガンバの冒険」シリーズが有名な薮内正幸さんの絵による作品です。
薮内さんは、動物画の第一人者としても知られています。
あさが きた
ふわあ
ねこが おおあくび
と、ねこがおおあくびしているシーンから始まります。
次から次へと、動物のあくびのシーンのオンパレード。
一瞬の出来事で、なかなか見ることの出来ないシーンを、薮内さんが精緻な絵で再現しているというのは、価値あることだと思います。
笑ってしまったのは、馬のおおあくび。
こんな表情をするのかと思うと、思わずにんまりしてしまいます。
おおありくいは、確かにこうなのだと思いますが、実物を子どもに見せないと、理解して貰えないかも知れません。
最後には、赤ちゃんのシーンもあり、一発芸的な楽しさのある絵本だと思います。