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5件見つかりました
子供にも大人にもどちらにも受け入れられる本だと思います。こういうマグナス・マクシマスさんみたいな人って、学者肌な人にいますよね。あまりにも自分の興味があることに夢中になりすぎていて、自分が孤独であることすらも気づかないでいるという、ある意味、それまた幸せなことなのかもしれませんが、普通の人から見ると逸脱していると呼ぶ範疇の人なんですよね。 文章に書いてあることを、一字一句、忠実に絵にしたかのような細かい絵がとても素晴らしいので、学校とかの読み聞かせよりも、手元で見られるような読み聞かせに適した本だと思います。絵にも、色々な発見がある絵本でした。 なかなか素敵な話でした。お勧めです。
投稿日:2014/02/18
シンドラーさんのイラストということで読みました。 イラストの細部に心ひかれます。 数えたりはかったりするために生まれてきたと言っても過言ではないマグナス・マクシマス。仕事だけでなくプライベートでもひたすら数のことばかりだった彼が、眼鏡を壊した日に出会った少年とのひとときで数字以外のことに目を向けられるようになる。 最後の見開きで、いつもどおりのマグナスといつもとは違ったマグナスとの対比がよいなーと思いました。このふたつはどちらも欠けてほしくないです。6時までしっかり普段と同じように数えたりはかったりしていただろうからこそ、そのあとの庭の風景ののんびりさがなんとも平和に思えて好きです。
投稿日:2012/01/29
ものをはかるのが大好きなおじいさん、 マグナス・マクシマスのお話です。 はかる道具もたくさん持っています。 なんでもはかるんですが、ちょっと異常です。 そしてなんでも数えます。 なんでもはかり、なんでも数える。 一日中そんなことばかりしています。 なので周りの人のことなんて 全く見えていません。 そんなおじいさんですが あるときめがねを床に落とし踏んでしまい 修理に行きました。 明日までめがねなしで過ごすことになったのですが、 めがねがないと何もはかれないし 何も数えられません。 一体どうやって過ごすんでしょうか。 いつもと違う時間が流れたことは マグナスにとって初めての経験で、 でもそれがきっかけで変わったんです。 最後のページはとても穏やかでした。
投稿日:2023/03/29
最初は、この人すごいなぁ、おもしろい人。って思いながら、なんでもはかってしまうマグナスさんの変わり者具合におもしろさを感じていたのですが、ページをかさねるうちに、自分のこだわりからぬけだせないマグナスさんに「しんどそう、かわいそうだなぁ」って思うようになっていました。 それゆえ、マグナスさんが人の体温に触れ、ゆったりする楽しみを知った時、ほっとしました。 自分の好きなことに没頭するがゆえ、ぬけられない、そこからぬける方法を知って初めて、生活が豊かになる。大人になって知ったことを絵本に表現してあるってすごいな。って思いました。
投稿日:2021/08/24
娘のクラスでの読み聞かせ向けに選びました。何冊かの候補から娘が最も気に入った本です。「計る」職能を最大限生かして社会でも成功していた主人公のマクシマスが、メガネの破損と小さな男の子との出会いをきっかけにこれまで目も向けてこなかった世界の美しさ・人の温かさに目覚める話ですが、マクシマスの「計る」能力や職業は否定しないまま、6時以降の自分の時間を、美しいものに目を向けるようになるところが、働く大人の視点からはワーク・ライフバランスの問題とも捉えられ、考えさせられます。大人になり働くということを考える過程でぜひ読み返して欲しい一冊です。
投稿日:2017/10/19
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