地域の絵本の勉強会で、この本を初めて知りました。
仲間の一人が紹介してくれたのですが、そのときは「いわむらさんにしては今までと感じの違う作品を描かれたな〜」という印象しか持ちませんでした。
「14ひき」シリーズや「かんがえるかえるくん」シリーズに比べると、主人公のうさぎ“ふうとはな”のスケールが画面に対して、なんだかやたら大きいんですもの。
ナビの、いわむらさんのインタビューも読ませていただきましたが、ご自身の美術館を作られたことで、作品の作り方の目線もかなり変わったのかな?と思いました。
活字も、ほかの作品と比べてやや大きめな字で書かれています。
絵本のサイズ自体も、採寸が小さく軽くなっています!
これは、(書いてないので、個人的な考えですが)もしかしたら小さなお子さんが一人読みしても重くない、自分で持てる大きさや重さを想定してのことではないかな?なんて思いました。
新シリーズ第1作目は牛のおばさんとの出会い。
子うさぎたちが周りをチョロチョロする中で、どっしりのんびり、そしてトロ〜ンとした感じのマイペースな牛のおばさん、気に入りました。
シリーズはしばらく続くようなので、また登場してほしいです。