ひと昔前までは、悪さをすると、ご近所の大人が、
本気で叱ってくれたものです。
子どもはいつだっていたずらが大好き。
ぼくが苦手なおじいちゃんだって、子どもの頃、
“かみなりじいさん”に叱られていました。
おじいちゃんが、自分が子どもだったころの話を始めると、
いっきに時代がさかのぼります。
この辺の景色やこどもたちの変化、わかりましたか?
いつもこわいかみなりじいさんが、元気がない。
わけを知ったぼくは、いなくなったねこのタマを探す手伝いをします。
こわいおじいさんであっても、真剣に子どもたちと向き合ってるから、
子どもたちも、助けてあげようという気持ちが出てくるのでしょうね。
かみなりじいさんと子どもたとの心の交流が素敵で、
昭和の時代を感じさせて、懐かしい気持ちになりました。
でも、ちょっぴりさびしくも感じました。
時代の流れでしょうね・・・
おじいちゃんに叱られた子たちは、
また、未来の子どもたちをしっかりと叱ることが出来るでしょうか?