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ふわふわくんとはくまのぬいぐるみ。 アルフレッドという男の子と いつも一緒にいます。 何をするにも二人は一緒。 でもある日とらのぬいぐるみが家にきてから ふわふわくんはおもちゃ箱にはいったままです。 あ〜かわいそうな展開だ、でもよくあるな〜と 思いました。 でも違うんです、全然違うんです。 そこからの展開は想像もできなくて なんかちょっと怖いような、不思議な感じ。 最後まで読むと読み始めと印象が変わります。
投稿日:2023/09/18
ミニマムな三人家族と、一人息子アルフレッドの相棒:お気に入りの人形くまのふわふわくんのふしぎなできごとです。 こどもはエスパーですから、何でも兄弟にしちゃうし、主人になって命令をくだしたり、切り捨てたりもします。 作者ドロシーは、新しいぬいぐるみを突然アルフレッドに与えることで、こどもの不安定な心情、切り替え場面を、とても上手に描き出しています: 1)郵便屋さんが荷物を持ってきた場面、アルフレッドのだまって荷物を見上げる雰囲気としぐさ 2)積み木がひとつ外に転がる箱の、上にぞんざいに置かれたふわふわくんのことば言わぬ静かなカット アルフレッドとふわふわくんがエスパー会話している最中に、両親の普段通りの行動でとぼけを加えるなんて、アメリカンコメディーっぽくて楽しいですね。 最後は何食わぬ顔で兄弟気分のアルフレッド。家族であれば気まぐれもあるさ、仲直りははやい方がいい。お互いを大切にしようね。ドロシーさんに感謝。
投稿日:2013/10/28
赤ちゃんの頃から仲良しだったぬいぐるみのふわふわくんが どうなっちゃうのだろうと、とてもハラハラしながら読みました。 悲しいことになったらどうしよう!?って。 ふわふわくんが、ただ寂しいだけのくまちゃんではなくて 強いくまちゃんでよかった♪ 「アルフレッドがいじわるだよね。あたらしいぬいぐるみがきたからって ふわふわくんのことをほったらかしにするなんて!」と娘は 偉そうに言っていましたが、偉そうに言える資格などこれっぽっちも ないはずなのだけどなあ(おもちゃ箱の中に放置されているぬいぐるみが たくさんいます)。 安心してゆったり読んでいられるくんちゃんシリーズとは趣きの 違った絵本です。
投稿日:2012/05/02
「ふわふわくん」はクマのぬいぐるみ。 アルフレッドが赤ちゃんのときから仲良くしてきたお友達です。 ところが新しい「とらくん」が仲間入りしたら、さあ大変。 アルフレッドはすっかり「しまくん」に夢中になり、「アルフレッド」は一緒に遊んでもらえなくなってしまいました。 そんな「ふわふわくん」が、アルフレッドと再び仲良くなるまでのおはなし。 意外と薄情なアルフレッド、泣き寝入りしない「ふわふわくん」、見事な救出劇を繰り広げるお父さんとお母さんといった魅力的な登場人物たち。 そして挿絵も石井桃子さんの訳もふんわりと優しく、子どもの世界にいかにも起こりそうな出来事を、を素敵な絵本にしてくれています。
投稿日:2010/12/21
おもちゃのくまの「ふわふわくん」は、アルフレッドが赤ちゃんの時からの友達。 なのに、新しいおもちゃが来てからは、おもちゃばこに入れられたまま…。 この絵本、最初は「ふわふわくん」がおもちゃとして描かれていますが、 アルフレッドの振る舞いに怒って(すねて?)からは、 心を持った存在として、ふわふわくんが動き始めます。 現実と空想の間を自由に行き来できるコドモが描かれています。 当時4歳の次男はこの絵本を好きなのですが、当時9歳の長男はいまひとつ。 現実と空想がごちゃまぜな次男に比べて、長男は、現実は現実、空想は空想、 と区別するような年頃になったからかも。 最後の方の、アルフレッドのお父さんとお母さんが長い棒を持って やって来た絵には、いつもくすっと笑ってしまいます。
投稿日:2009/11/10
私も子どもたちも、ドロシー・マリノさんのくんちゃんシリーズが大好きで、何度も何度も楽しみました。 つい最近、くんちゃん以外の作品があることを知り、ダメ元で検索したら、ネットの古本屋さんで売られてるのを発見!即購入しちゃいました〜♪ 人間の男の子=アルフレッドと、おもちゃのくま=ふわふわくんは、赤ん坊の時からのともだちで、何をするのもどこに行くのも一緒。とっても仲良しでしたが、ある日、とらのおもちゃ=しまくんがやってきたら・・・??? ストーリー自体は、まあ、よくあるお話。 そう、『トイストーリー』のような感じ。 でも、初版は1977年発行だし、これが元祖なのかもしれませんね?! とうとう我慢できなくなったふわふわくんが、勇気をふりしぼって「ぼくだって いっしょに あそびたいよ。」と訴えたのに、アルフレッドときたら、ひど〜い!(怒) 次女も私も、本気で怒ってしまいました。 でもね、実は、これって、誰にでもよくあることなんだよね(反省)。 その後のふわふわくんの行動が、いいですね♪ アルフレッドにも、よく伝わったんじゃないかな?! くんちゃん同様、モノクロ+1色のシンプルな色遣いで描かれた絵は、ほのぼのとしていてかわいらしいです♪ 脇役のおかあさんとおとうさんも、いい味出してます。 モダンなおかあさんに対して、頭の薄いおとうさんというのが気になりますが・・・(苦笑)。 ところで・・・ 可笑しかったのは、そのあと急に、大親友だった「ウサ」をどこかから引っぱり出してきて、ベビーカーに乗せて遊びだした次女(笑)! また、忘れた頃、読んでやりたい1冊です。
投稿日:2008/03/21
ふわふわくんはくまのぬいぐるみ。アルフレッドが赤ちゃんのときからいつも一緒でした。でも、ある時、新しいトラのぬいぐるみがやって来てから、アルフレッドはふわふわくんに見向きもしなくなりました。ご飯を食べるときも、寝るときもいつもアルフレッドと一緒だったふわふわくんは、今は積み木と一緒におもちゃ箱の中……。 欧米には、この手のおもちゃを主人公にしたお話が多いですね。この作品もそのひとつ。興味の対象で無くなったおもちゃのお話です。くんちゃんシリーズのドロシー・マリノ作ということで読んでみましたが、ちょっぴりインパクトに欠けるお話だったかもしれません。庭で突然、ふわふわくんが木に登ってしまったところ――これは、空想?なのでしょうか。単に風のいたずらだったのか?――。最後に仲直りするところも、ちょっとあっさりしすぎの感が。くんちゃんから受ける、温もり一杯の読後感は体験できませんでした。 娘は自分のくまさんがふわふわくんに似ているところから、興味を示していましたけれど。うん、確かにそっくりなのです。そういう意味では、これからもリクエストを受けそうな作品です。
投稿日:2003/11/11
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