どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
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5件見つかりました
かわいい絵に、まずひかれました。 鮮やかな緑は、これからの季節にぴったりですね。 そして、ステラのイマジネーションの素敵なこと!! こんなに豊かで柔軟な発想ができる女の子は、魅力的ですよね。 シリーズで読んでみたいと、思いました。
投稿日:2014/04/09
この話はステラと弟がっ森に遊びに行っていろいろ探検しているお話でした。ちょっと怖がっているのを隠したり、何かな〜って気になっている姿とか、本当に子供って感じがしてかわいかったです。うちの子も一緒に探検している気分になったみたいで楽しんで見ていました。
投稿日:2013/09/14
物語の大半が、ステラとその弟サムの台詞で進んでいきます。 「みえなくなるれんしゅう」だなんて、今から魔法使いの物語が展開するのかと思えば…。 ステラとサムの周りには、空があって、風があって、森があって、川があって…。ただただ自然が広がっているだけなのですが、それがファンタジーになるのは、ステラとサムが、小さな子どもならではの感性でそれを見ているからなのです。こんなみずみずしい感性で世界を見ることができるのって、何歳ぐらいまでだったんだろう??と、もう、その年頃を卒業しかけている娘たちを見ながら思いました。 娘が5歳の時に読みましたが、少し経って読んだときの方が、ステラの子どもらしい発想の面白さをわかってくれたような気がします。 繊細な言葉の選び方は、江國香織さんならでは!です。
投稿日:2010/07/17
カナダ出身のイラストレーターが描く、デッサンに水彩やパステル?で色付けした、とてもやわらかでやさいいタッチの絵が魅力的な絵本。なんとあの江國香織さんが日本語を担当しています。 赤毛のちりちり頭のお姉ちゃんステラと、金髪のもじゃもじゃ頭の弟サム。 二人で妖精をさがしに森へ向かいます。 出会うもの全てが新鮮に描かれ、サムはなんでもステラに質問を投げかけます。 ステラはひとつひとつ、サムの質問に答えるのですが、その答えが子供ならではと言うか、とても夢がある、独創的な答え。 きっとあんな答えは大人ではできないのでは?? 思わず「赤毛のアン」の想像力を思い出しました。 ステラも赤毛だし、ほのぼの系の「赤毛のアン」ってことろでしょうか。 広い野原からどんどん森の中へ入っていきます。 1ページ1ページ、隅から隅まで丁寧に描かれ、空・野原・森が活き活きと感じられます。 ステラとサムだけでなく、まわりの草花、動物・鳥など、絵だけをゆっくり眺めても楽しめる絵本です。
投稿日:2007/11/17
ある日ステラとサムは妖精を探しに森へでかけます。森ではいろいろな動物や植物、昆虫たちに出会います。ハチに恐れをなしたり、クマやヘビを心配しながらも、ふたりは森のなかをドンドン進みます。最後は、大きな木の下でシダに日差しを遮られながらコケのベッドでゆっくり休みます。小さな女の子特有の独断と偏見によって語られる森の生き物たちは、とてもイキイキと動き出します。美しく鮮やかな挿絵と江國香織さんの美しい日本語訳が見ているだけでも爽やかな作品です。日本では出版点数の少ないカナダ在住の絵本作家の作品です。
投稿日:2003/11/20
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