うーん・・・
電車ががたごとがたごと走って行く。野を越え、山を越えて、行き着いたところは「おくやま駅」。降りてきた乗客は動物ばかり。また電車が走っていく。不思議な景色を通り過ぎて、行き着いたところは「よつつじ駅」。乗客はなんとおばけに・・・
何とも言えない作品です。絵がすごいレトロなので古い作品なのかなと思ったら、発行は1999年。なんか、またまたびっくりって感じです。最初に乗った乗客(人)と、終着駅で降りる乗客(動物やおばけ)は、洋服や持ち物が同じ。どれとどれが同一人物だか見合わせる楽しみがあります。それと表紙の絵。電車の窓には乗客の影が映っていますが、人にも動物にも見えるのが不思議ですね。