3歳9ヶ月の息子に読んでやりました。パパとのコミュニケーションを期待し、読んでやりました。結構ごっつい感じのパパが登場しましたが、子供の目線で一緒に子供と行動できるいいパパとの体験のお話です。
あまりにも人形に入れ込んでしまったあこちゃんにやきもちをやく犬のサスケ。あこちゃんの気を引こうと悪さをするのですが、逆にあこちゃんを怒らせてしまいます。サスケはあこちゃんが怒ってしまったことにショックを受けたのか、どこかに行ってしまい、あこちゃんはパパと探すことに。なかなか見つからないので家にもどると、サスケは庭にいたとか・・・。サスケも大事であることにあこちゃんも気づき、人形と同じように扱うことを約束してあげます。
あまりパパは前面にでてきませんが、あこちゃんを怒ることなく、じっとついていきながら、あこちゃんの心の動きを丁寧に見つめてやっています。あこちゃんがちょっと成長する様子を垣間見ることができます。自分だけでなく、相手の気持ちを思いやることができるようになるのには3歳の息子ではまだ早すぎると思いますが、こういう本は何度も繰り返し読んでやるときっと分かるようになるのだろうな、と思いました。実家にいる犬とのやり取りがまだうまくいかない息子には、あこちゃんとサスケのやり取りを見て多少参考にしてもらえればな、と思います。