壁に絵を描きたくなったハロルドはうちを描き、小さな遠くの街を描き。。。いつの間にか街を見下ろせる巨人に!
遠近法を使った絵の中に入ったハロルドは大きさが変わらないので巨人になったり小鳥よりもっと小さくなったり。
なんとも不思議な絵本だなぁと思いました。
これは 実際の人生にも言えることかもしれないですね。
自分が小さく見えたり大きく見えたりすることがあるけれど、本当は自分の大きさなんて変わらない。
絵の世界に没頭して 自分の大きさにこだわっていたハロルドがハッと気づいた時に言った台詞「なんだこりゃただの絵だよ。ぼくは大きくもなけりゃ小さくもない。いつもと同じさ!」は、とても深いものじゃないかな?
こどもに読んであげるより大人向けの絵本かもしれません。