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お母さんが死んでしまい、ひとりぼっちのこぶたが、あまりに幼くてさみしささえ感じなかったところから、さみしさをおぼえ、それを乗り越えていく成長の過程を、追っていく本でした。 戦争ばかりして、国にこだわる人間のエゴが批判されていて、読んでいてつらさも感じるのですが、国境のない海、何もかも笑って見守ってくれている太陽、むかしから存在する自然は、お母さんのようなあたたかい存在であることも教えてくれます。 くじけそうになっても、見守ってくれているものがこの世には存在することを、この本を読んでわかってくれたらいいなあと思います。
投稿日:2008/01/07
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