ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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9件見つかりました
図書館で借りてきた本を置いておくと、いつも勝手にひとりで 先に読んでいる娘です。 この絵本は、しかしひとりで読まず。 「これ、読んで」と、持ってきました。 たぶん、「ちょっと気になるけれど、ひとりで読むには 怖い」と思ったのではないかなあ。 お話も、「どうなっちゃうのかなあ」と、ドキドキしながら 聴いていたように思います。 おとこが、いろいろなものを順番に自分の頭のかわりにのせて いく様子も、出逢った男の子に自分の頭について説明していく 様子も、子どもが好きな繰り返しになっている、というのも ぐぐっと惹き付けられる理由だろうなあとも思いました。 ぐぐっと惹き付けられたわりに、最後はあっけない終わり方で(笑)。 娘は「夢だったんだねえ」と(笑)。 私は、昔の日本の祭りとも通じるような、ちょっと怪しい見せ物などが ある「まつり」に興味を惹かれました。
投稿日:2013/05/25
だいたい題名からして、普通じゃない。 しかも、本当に男の頭がないのだ。 絵でも気味が悪い。 頭がないと目立つので、途中でかぼちゃやらニンジンやらを頭の代わりにするなんて、考えられない! でも、頭がないのにしゃべったり歩いたり出来るのは、本当はおかしいのだけど、まあそこは絵本だからね。 ラストにほっとしたけれど、とにかく、ブラックジョークがすぎるよ・・・。 小さな子どもには勧めません。
投稿日:2012/09/04
朝、目が覚めたら 頭が無くなっていた男が 自分の頭を探して歩く話。 すごく奇想天外だし “頭”にまつわる慣用句が巧く使われていて 邦訳がすばらしいなと思います。 逆に原書はどんなふうに表現されているのかも気になりますが。 読み進めるうちに「一体頭はどこに行ってしまったの?」とわくわくしながら気分が盛り上がって行くのに対して 後半の部分で男の頭の特徴をひたすら繰り返す部分がなんとなく間延びした感じがしたことと 最後のオチに「そうきちゃったのかー・・・・」っていうちょっと拍子抜けのような印象があります。 前半で盛り上がりすぎて期待しすぎたのかな。
投稿日:2012/05/02
朝起きたら頭がなかったという、衝撃的な始まりです。そして、なくなった頭を探しに出かけるのですが、頭はどこにあるんだろう、どんな風に見つかるんだろう、と先が気になります。 かぼちゃやにんじんで作った頭は滑稽で、子供たちもケラケラ笑っていました。お祭りでトラに襲われたり、不思議な男の子に出会ったり、ドキドキする展開に引き込まれてしまいます。 ただ、ラストが・・・。全部夢だったという事でしょうか?だとしたら、絵本にありがちで、一番がっかりするオチです。最後の最後にもう一笑いさせて欲しかったです。 本の中では、「あたまがきれる」「あたまをいためる」など、頭にかけた言葉が上手く使われていて、原文の英語ではどんな表現をしているんだろう?と気になりました。
投稿日:2011/11/24
タイトルはなんだか恐ろしいけれど、 とっても楽しいお話で、どんどん引き込まれていきました。 子どもに読んでいるのを忘れて、自分が一番楽しんじゃったかも。 「あたまがきれる」「あたまをいためる」「あたまがまわる」など、 次々出る「あたま」をつかった言葉遊びが好きです。 マックロスキーの絵はとても魅力的です。 白黒の絵にリズムがあってリアル。ずっと眺めてても飽きません。 「かもさんおとおり」もぜひ。
投稿日:2011/10/29
ナビでレビューを見てから、読みたくて図書館にリクエストしてました なんと購入してくださったようです<m(__)m> 出だしから予想通り、ぐいぐい引き込まれてつぎはどんな頭にするのかな・・・? と期待を膨らませ・・・・ でもいつのまにかお祭りの面白さとかにお話が移っていき あれあれ〜、豚を売ったお話とかは、なくなっちゃったのかな〜 夢か魔法かは読んだ人にゆだねられる感じです 私は魔法がいいなぁ〜
投稿日:2011/10/12
前半はドキドキハラハラ! 「これからどうなるんだろう」とか「こんな頭ありえない」とか、その不思議さとストーリーのテンポの良さにくぎ付けになりますが、 ラストのあのページはあんまりに無難に落ち着きすぎて「え〜っ?!」って、母子共々かっがりしてしまいました。 最後の方に相談にのっている少年が何か途方もないことをしちゃうんじゃ!とか…。 実は少年の頭がこの主人公の頭だった!!とか…。 気持ちが先行しすぎて、これはページ合わせのためのラスト?とまで考えてしまいました。 うちの上の子に至っては「夢落ちか〜っ」って、すごく残念そうに吠えてました。 ラストは少々我が家の人間の創造から外れてしまいましたが、テンポのいいとても面白い絵本です。 小学校4年生以上のお子さんにいかがでしょうか? 遠目も利きやすいはっきりした線で描かれているので、読み聞かせなどにも最適です。
投稿日:2011/09/26
怖い話かと思えば、 野菜で頭を代用したり、 動くこともでき、 全く現実感もなく、 変だな〜と思いながらも 話の面白さにどんどん引き込まれ、 最後のオチに安心させられ、 脱力させられました。 それでも、読み終わった後も これは本当に夢の話かと まだ騙されているような気にさせれらます。
投稿日:2019/12/18
「シナの五にんきょうだい」のビショップと「かもさんおとおり」のマックロスキーの組み合わせに、まずはびっくりしました。私の頭の中の絵本地図では、まったく違うところにいる人たち。 ストーリーは面白いです。最初の一文「あるあさ、おとこが おきたら、あたまがなかった」で、まず、読み手の心をグッとつかみます。そして、頭を失くしてしまった男に対し、まわりの人が「あたまがきれる」「あたまをいためる」「あたまがない」「あたまがまわる」という言葉を使って話しかける場面は、洒落がきいていてユーモラスです(原文はどうなっているのでしょう?)。話の後半、失くした頭がどんな頭だったかをパーツを一つ一つ思い出しながら繰り返していく文章には繰り返しの面白さがあり、ビショップのプロフィールに「ストーリーテラー」とあるのと大いに関係があるように思いました。 絵は、楽しんで描かれた絵という感じがします。ストーリーの面白さが、絵の描き手であるマックロスキーのいたずら心を刺激している気がします。お話の最後には、(できのいい?)頭がちゃんとあって、やれやれ、一安心!! 1942年初版のこの本は、日本では2011年に出版されました。「頭がない」というシュールな状況が日本の子どもたちや、子どもに絵本を読む大人たちに受け入れられないのでは?と考えられてきたのかもしれません。確かに小さい子にはちょっと・・・という感じ(頭のない絵を見るとドキッとします)。でも、大きい子どもたちは、喜んで楽しむことと思います。大きくなると、ありえない話を、ありえない話として楽しめるようになるのでしょう。それは、すごい成長だと思います。
投稿日:2014/07/09
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