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せかいで いちばん つよい国なかなかよいと思う みんなの声

せかいで いちばん つよい国 作:デビッド・マッキー
訳:なかがわ ちひろ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年04月
ISBN:9784895726443
評価スコア 4.66
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  • 6年生の読み聞かせで読みました

    • 絵本日和さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子13歳、女の子10歳

    世界で一番強い国が小さな国を征服に向かいます。ところが、ちいさな国には戦う武器もなく、戦争になりません。いつのまにか気づかぬうちに起きている大逆転にふふっとしてしまいます。豊かな暮らしとは何か、教えてもらえる一冊です。
    低学年よりは高学年に良いかと思います。捉え方によって浅くも深くも読める本だと思います。

    投稿日:2011/04/22

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  • ウィットに富んでいる

    小学四年生の国語の教科書で紹介されていたので、手に取りました。

    世界で一番強い国の大統領は、おそらく自分が世界で一番強くて偉いと信じて疑わないのでしょう。
    クーデターが起きないのなら、それなりに人望もあるのでしょう。

    けれど、最後に残った小さい国は、武力がなくても平和を保っている。
    大統領はその事には気付いていないのかもしれないけれど、侵略しているつもりが、徐々に心を奪われてしまっている。
    「強さ」は武力ばかりではない、ということが、絵本の隅々から感じられます。
    話全体的にウィットに富んでいる雰囲気が感じられました。

    投稿日:2021/05/16

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  • 奥が深い

    • ちょてぃさん
    • 40代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    以前、何度かテレビでお勧めされていたので、興味を持って読みました。
    幼児には言わんとすることがわかりにくいかもしれませんが、中学生の読み聞かせには、良いと思いました。本当の強さってなんだろう?本当の幸せってなんだろう?と考える機会になる一冊です。

    投稿日:2016/11/30

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  • 戦争と自分

    いつだって戦争や平和を考えることは自分を考えることだと思います。そこはきることはできなせん。自分の大切な国、家族を助けるためにするべきことは、他国をやっつけること、他者を排除することではなく、とにかく困っている人を助ける、ただそれひとつで、国は平和になるように思います。しかし、これは答えを子どもに教えるのではなく、子ども自身が考え導くことに意味があります。

    投稿日:2013/11/24

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  • 賢い民の存在

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    3月9日に上野での「時忘れじの集い」に参加してきました
    戦後67年たった今でも行方不明とされる東京大空襲の犠牲者の方々のご家族の苦しい思いは今も変わらないと「もうあきらめなければいけないとわかっていても、まだどこかで生きているかもしれない」という胸のうちを聞いたとき涙がこぼれてしまいました
    まったく戦争の体験のない私たちがどのように「戦争の悲惨さ」を訴え「平和の尊さ」を伝え続けたらよいのかと・・・
    この絵本に登場する小さな国は、敵国を歓迎しました
    これは「暴力に対しての解決は平和対応」というひとつのキーワードだと思います
    暴力の繰り返しでは悪の連鎖は断ち切れないと、勇気ある「人間主義」
    の選択ができる、賢い民が存在したのです

    このお話の終わり方でははっきりとした結果は出ていないようですが、この答えはこれから未来に見かって行く子供たちへ願いをこめて託します

    投稿日:2012/03/24

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  • 我が子の反応

     うちの子は小学一年生。

     学校の図書室からこの本を借りてきたときは驚きました。

     タイトルからして、なんか戦争をイメージさせる絵本だったからで

     す。
     
     実際戦争の話で、かなり子供向けのストーリーで、

     痛々しさを感じさせる表現などは無いのですが、他の国を征服するこ

     とで、他の国も幸せにしてあげるという王様の表現に、子供が、反論
     
     したので驚きました。他の国を自由にさせてあげるのが幸せで、

     他の国を征服して幸せになるのはその国の人たちではなく、王様だけ  
     だろうと・・・。読む前にはなんとなく不安でしたが、たった6歳の

     我が子がきちんとした意見を持っていることに驚かされました。

     平和な日本ではなかなか戦争について親子で話す時間はことはありま 
     せんが、

     実際世界中でおきている戦争について目をそむけていくのではなく、

     こういう本を読みながら、戦争についてじっくりと考えることも必要 
     なのかなと思ったのでした。

    投稿日:2009/01/23

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  • 戦争について考えてみよう

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    題名からも寓話的な展開が予感できます。
    世界中の人々を平和にするために世界中を征服する、というのが
    この大きな国の大統領の論。
    最後に征服しようとした小さな国は、兵隊もいなくて戦争もできず・・・。
    戦争物とはいえ、ほわあんとした展開です。
    でもなるほど、と思いました。
    その中で、たくさん考えるヒントがあるような気がします。
    この寓話からどんなことを感じ取るか、
    読後をどう深めていくかがポイントでしょうか。
    平和学習の導入にいいかもしれませんね。

    投稿日:2008/04/10

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  • 子供でもわかる、幸せな国

    • モモ太郎さん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子7歳、女の子6歳、男の子5歳

     作者はあの「ぞうのエルマー」の作者、デビット・マッキー。

     「せかいでいちばんつよい国」は、“自分たちの国になれば、皆同じように幸せに暮らせる”と、どんどん世界を征服し、とうとう残るはちいさな国ひとつのみ。

     すべてを自分の国に、と考えた大統領は、小さな国を征服しに行くが・・・

     かなり重い内容の「戦争と平和」をテーマにしているのに、子供にもわかりやすく、楽しげに描かれている。
    この絵本の本当に伝えたいことを、子供が理解するにはまだ難しいかもしれませんが、子供レベルでの「幸せなことって」ということは充分伝わっているはず。

     世界のどこかで、争い事が起こっている今日。
    世界の子供たちが、この絵本を読んで、何か感じることができればいいなぁと思います。

    投稿日:2007/12/04

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  • 人のしあわせ感は征服では得られないかも

     戦争や平和をテーマにした絵本としては、他のものとは切り口がちょっと違う絵本でした。毎年夏になると、毎月行っている中学校の読み聞かせで、平和の絵本を選んでいるので、いろいろい探した中の1冊でした。現実の世界では、「せめてきたら困るから、備えるために軍や核兵器を持ち、どんどん大きくしていく・・・」というのが世の中の常識みたいになっているけど、この絵本はその逆説。まだ攻めていない国がひとつ残っていて、行ってみると、兵隊を持たない国だった。兵隊がいなければ戦争もできない・・・それどころか、小さい国は、攻めていった大きい国の兵隊さんたちをお客さんみたいに歓迎し、美味しい料理や、遊びを教える。いつのまにか大きい国の兵隊さんは料理を習い、畑仕事までするようになってしまいます。大統領は相変わらず、「大きい国はつよい国」といさましいけれど、それがとっても滑稽に見えてきます。争いをやめて、世界中が平和に暮らすというのは、本当は難しいことではなく、こういうことなんじゃなかな?!と、自分の感覚のどこかで共感できました。

    投稿日:2007/07/29

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  • 考えさせらる本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    世界中の人を幸せにするために、大きな国が戦争をして世界

    を征服していきます。

    最後の一国には、兵隊がおらず戦争になりません。

    それどころか、兵隊達は征服しようとしたその国の人々に馴

    染んでしまうのです。

    本当の強さとは何なのか?本当の幸せは何なのか?を教えて

    くれる一冊なのですが、息子(6歳)には、内容が難しかっ

    たようです。

    内容が素晴らしいので、時間が経過したら、是非とも読んで

    あげたい、読ませたいと思います。

    投稿日:2007/04/30

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