「おんぶおんぶねえおんぶ」 なかなかよいと思う みんなの声

私がこどもに読んでいたら夫が「どこかで聞いたフレーズだなー」と言って笑っていました。
３歳のこどもがおんぶを時々せがんできます。そして上の子のまねっこが大好きな１歳のこどもも背中に抱きついてきます。なんだか読んでいてその光景が頭に浮かびました。
人間だけではなく、ブランコまでおんぶ！？いろいろなものがおんぶされていて面白いなと思いました。

最後の赤ちゃんの後ろ姿とニコニコ笑顔。
これ見るとなんとも楽しい、そして穏やかな気持ちになれます。

私は長新太さんの世界観が大好き、絵本はシンプルな分の繰り返しなんですけど絵はやはり楽しい。

６歳のお姉ちゃんまで裏表紙に載っているシリーズを読みたい！って言っていました。

私自身、長新太さんの作品が大好きなので、この本を図書館で見つけてすぐに借りてみました。
長新太さんの作品は生き物だけでなく、滑り台やブランコなど、他では動く姿を見た事の無い物まで動き出すのが素敵です。
この本では何度も｢ねえ　おんぶ｣と言うフレーズが出てきます。ねだっているように読むか、おんぶする親側が言っている様に読むか･･･お母さんの優しい声で、ゆっくり読み聞かせして欲しい一冊です。

私自身が長新太さんのさくひんに興味を持っているのでこの絵本を選びました。おんぶの優しさとぬくもり、楽しさを感じられる絵本でした。おんぶをするのは人間だけではないという事もこの絵本の御蔭で気づく事が出来ました。そしておんぶは１対１ではない事も新発見でした！動物同士で実のお母さんじゃなくても協力し合って子供の面倒を見ている所が素敵だなと思いました。私も娘をおんぶしたくなりました。