「おふとんかけて！」 なかなかよいと思う みんなの声

めくるとふとんになっているページがあり、寝ている動物たちにかけれるようになっているという、シンプルなしかけ絵本です。
しかけはシンプルなのですが、挿し絵が賑やかで楽しいです。そのおふとんたちのカラフルでかわいいこと！こんなお布団で眠れたら、楽しい夢を見れそうだなと思いました。
小さい子でも、自分でページをパタパタさせて、遊べると思います。

寝かしつけに少々苦労していました。書店でこちらの本を見て、動物たちのひょうきんな絵と、おふとんをかけていく仕掛けが気に入って購入しました。少しでも寝かしつけが楽になればいいなという希望も込めて。

仕掛けはとても単純ですが、娘は動物たちにおふとんをかけてくれます。この絵本の真似をして、実際の寝かしつけのときも「ゴロンとできたらママがおふとんかけてあげるよ」というと素直にゴロンと横になるように（笑）。『おふとんをかける』という行為を理解したようです。とてもありがたいです。

外国の絵本らしく、出てくる動物の絵のタッチも日本の絵本とは大きく違いますが、そこがまた味があっていいです。

「おふとんかけてほしいこだあれ？」

ぶたさん、しまうまさん、ぞうさん、わにさん、しかさん、はりねずみさん、そしてくじゃくさんがおふとんかけてとまっています。
下半分だけになった掛布団のページをめくって動物にかけてあげる仕掛け絵本です。

絵も大きくの見やすいですし、動物ごとに掛布団の模様が違うのもいいと思うところです。

そして前ページひらがなで短い文の繰り返しなので、ひらがなを覚え始めた子が一人で読むのにピッタリだと思います。

もちろん、これを読んだ日の夜は「おふとｎかけてほしいこだあれ？」ときいてあげてくださいね〜

「そろそろ、おやすみの　じかん。
おふとん　かけて　ほしいこ、だあれ？」
という書き出しで始まります。

最初に登場するのは、ぶたさん。
次のページを捲ると、それが毛布になっているという仕掛け絵本です。
ページ自体が毛布になっているというアイデアは、◎。
しかも、その毛布の柄が派手派手なのも良いです。

物語は、その繰り返し。
登場するのも、はりねずみとか、くじゃくとかちょっと日本の絵本ではあまり思いつかない生き物が描かれているのも、良い感じです。
しかなんか、日本でお馴染みの角のしかでなく、アメリカのアニメで良く見る特徴のある角のヘラジカが登場するのですが、海外作品ならではの楽しみでしょう。

最後は、聞き手のお子さんに毛布をかけるという、おやすみの絵本という設定です。
仕掛け絵本というには、シンプル過ぎるきらいがありますが、アイデアの勝利と言ったところ。
この繰り返しは、おそらくたまらないはずです。

シンプルながら、鮮やかな絵とのマッチングも良い、おやすみ前にオススメの絵本です。

おふとんを動物たちにかけていく、という繰り返し絵本です。
たくさんの動物、カラフルな絵、そしてしかけ。幼い子が喜びそうな絵本になっています。
おふとんの模様等も面白いなと思いました。
動物たちにおふとんかけたら、読者もおやすみなさい…してくれるといいな。

絵本に出てくる動物に

お布団をかけてあげるというお話なんですが

右のページをめくると

左のページの動物にお布団がかかるという流れ。

その単純な作業は子供には面白いようです。

人形朝日をしている感覚のようですね。

それとお布団をかけてあげたことで

満足感というか優越感みたいなものが

生まれるようです。