「イボイボガエル ヒキガエル」 なかなかよいと思う みんなの声

表紙の、インパクトのあるヒキガエルに惹かれて、手に取りました。
ヒキガエルとアマガエルを比較しながら、ヒキガエルが自分の特徴を関西弁で語ります。
イラストから、ナンセンスな絵本なのかと想像しましたが、以外にもちゃんと科学的な絵本でした。
しぶとく生きるというヒキガエルの生き様がかっこよかったです。

6歳の息子と3歳の娘に読みました。
読み聞かせガイドの推薦で、『かわいいだけの絵本ではなく、少しグロテスクなイメージのある本も選んでみましょう』とあり、なるほど〜、と手にとって見た絵本です。
確かにただかわいい、お洒落な絵本と言うのは心を素通りしやすいのですが、こちらはインパクトがあったのが、子ども達も興味を持って見てくれましたし、途中色々な声があがって、親子で楽しめました。
最後のしめくくりも良かったです。

小学校４年生の読み聞かせに使いました。
初めはグロテスクなカエルの絵に驚きますが
話が進むにつれどんどん引き込まれていきます。
気持ち悪いだけだったイボガエルでも「とりえ」がある。
それがとっても深い・・・。
最後は誰もが納得の結論です。

梅雨時期には、かえるの大合唱が聞こえてきますよね。
季節に合ったこの本、さて、どんな内容なのかしら？
アマガエル対ヒキガエルといった様子で、一番面白かったのはヒキガエルのおたまじゃくしの顔。こわ〜い！
そういえば、最近はあまがえるしか見ないけれど、ひきがえるたちはどうしてるのかなあ？
私が子供の頃は、土手で遊んだりすると、たまに見かけたもので、見つけるとみんなで集まって、きゃあきゃあ言いながら、観察して遊んだ記憶があります。
うちの子供も、ヒキガエルは見たことがありません。
今度、土手へ行って探してみようかな。

あまり容姿が良いとは言いがたい、ヒキガエルの概要と、しぶとく生きるその秘密にせまるお話です
なじみの無いヒキガエルの生態を細かく説明してあり、知識を得ることが出来ます
前半はどんくささを暴露され、怒りのヒキガエルが登場しますが、またその表情が面白いです
しぶとく生きるヒキガエルにも車は怖いと、メッセージを送ります
この絵本を読んでもらえた子供たちは、きっとヒキガエルに尊敬の念を抱いたのでは・・・？
私たち大人も毛嫌いしないで、実態を知ってあげるのも良いかもしれませんね

かわいいアマガエルとは違い、嫌われ者のヒキガエルが主人公。
もちろん、登場する子供達は、さんざんヒキガエルの悪口を言い合います。
しかし、黙って聞いていたヒキガエルが反撃にでます。

あまり好かれることのないヒキガエルの生態を、
面白可笑しく教えてくれています。
ちょっとした、豆知識になりそうです。

何故か、大阪弁で語っているヒキガエル。
私には、親しみがわいてくるのですが、
娘には、ちょっと訳わからなかったようです。

ガマガマ新聞なるものがついていて、ヒキガエルの知識が豊富になりそうです。

カエルが大好きなわたしがついつい手にとってしまったえほんです。
もちろん子どもたちも私の影響をうけてカエルが大好きなのでよろこんでみていました。
かわいいアマガエルとちがってヒキガエルは子供たちに人気がありません。でも、ひきがえるだってすごいんだぞ！
とゆう内容でした。
知らなかったことがいっぱい書いてあってとっても勉強になりました。
最後には哀愁ただようヒキガエルの背中にせつなくなってしまいます。
「ええか、しぶとく生きるっちゅうのもりっぱなとりえなんやで」
そして、空き缶の中でねむるヒキガエル。。。
考え込んでしまうところもありますが、大阪弁のヒキガエルにすごく共感できる作品でした。