「ゆうびんでーす！」 なかなかよいと思う みんなの声

大好きな間瀬さんののりものシリーズの絵本のひとつです。
お手紙を山奥に届けるまでに、様々な動物たちと出会います。
一体、どんな人に届けるのだろうかとわくわくしながら
読みました。
最後にやってくる春の訪れ、お手紙と共に、春風が吹いていったような
そんな気がしました。

この作家の乗り物シリーズは

大好きで家にも何冊かありますが

今回のは乗り物というか

郵便やさんと森の動物とのお話。

見開きページもあります。

ほんわかして好きですね。

でんしゃの絵本以外でも

よかったと感じます。

息子のすきな作家さん絵本です。
ほのぼのした素敵なお話。乗り物好きも勿論、動物が沢山登場するので女の子も楽しめると思います。
春を運ぶ郵便屋さん、素敵ですね。
冬の終わり頃に読むのが季節的にはいいと思います。

不思議なお手紙を、みんなの助けをかりて、
森の奥深くまで届けに行くというお話です。

間瀬さんのやわらかい絵で、物語がほわっと優しい感じに仕上っています。
雪の中に郵便バイクの赤い色がとても目立って、
乗り物好きの息子はとても気に入ったようです。

山奥まで薄緑色のお手紙を運んで、
そのお手紙を大声で読み上げるシーンでは、
息子も一緒になって大声で。

「はるですよ～！」

冬に読んだら、春がとっても待ち遠しくなりますね。

いっぽんばしとうさぎが印象的だったようです。
どんなおはなしだった？と聞いたら
その２つを答えてくれました。
「はるですよー！」と叫ぶシーンでは
手紙を届けるだけでなく
春の訪れを告げる役目を
郵便屋さんがしているのが
ロマンティックです。

間瀬なおかたさんの作品だったのでこの絵本を選びました。様々な種類の動物が登場するのも良かったです。郵便屋さんの仕事の大切さと大変さを感じられる作品でした。雪の中の運転も難なくこなす主人公が格好良かったです。聞いたことのない住所でもしっかりと配達してしまうのは素晴らしい職業魂だと思いました。

春を届けるなんて、素敵な設定ですね。
クマさんが出てきた辺りから、内容の想像は付いたのですが、暖かいお話で数回読み返しました。
人の見ていない山奥でもきっちり仕事をするプロの郵便屋さん、それを助けてくれる見知らぬ動物達。
乾いた人間関係の現代社会には、なかなかないことかもしれません。

最後のオチが、あぁ～そういうことって感じです。
どこまでも郵便を届けようとしてくれる郵便屋さん。
その姿にお手紙好きの娘はどんなことでも届くと信じています。
ごろうさんって誰だろうってどこに行けば届くんだろうと
わくわくしながら読め絵も可愛いです。

　郵便やさんが大好きな子どもが大好きなしかけ絵本です。
郵便配達は、時間がだいたい決まっているので、そろそろ来るなと思うと玄関を出て待っていると、「来た来た郵便やさん」と子どもは大喜び、兄弟で誰が郵便をもらうかでケンカが始まるほどでした。

　そんな郵便やさんが、見かけない住所に手紙を届けます。知らないところなので困りますが、道中いろんな動物たちが助けてくれ、最後は本当に心温まるしかけが隠されています。
　
　絵本に出てくるくまさんがとってもおね坊さんなので、子どもたちも一緒に大きな声で「はるですよ～」と声をかけています。

郵便屋さんのあの赤いバイクを見ると大コーフンする娘。
あの独特のバイクの音を聞くだけでもソワソワし始めたりします。
今娘がハマっている“お手紙”を運んできてくれるのも郵便屋さん。魅力いっぱいですよね。
そんな郵便屋さんがこの絵本でもとびきりステキなお手紙を
持ってきてくれます。
しかけの部分がとってもいい効果をだしていますね。
山奥までお手紙を配達する郵便屋さんがいろんな動物たちの助けを借りながら進んでいくお話というところにほのぼのしますね