「バナナムーン」 なかなかよいと思う みんなの声

バナナのような三日月。それが欲しい子ゾウは、お父さんゾウの鼻に登ってやっと三日月をつかまえました。
でも夜空から月がなくなったらもちろんサバンナは真っ暗。あちらこちらから子どもたちの泣き声が聞こえて
きました。さあ、子ゾウはどうしたかな？

3歳の息子が「きれいな絵本」と呼んでいます（＾＾）珍しいグラフィックの挿絵が目を惹きます。
ただただ読んでいて癒されます。夜寝る前に読んだりすると心も落ち着いてすごくイイです。

絵がキレイだったので、選びました。

子ゾウは、子どもらしく何も考えずにお月様を取ってしまいます。
でも、みんなが悲しんでいるのに気づき、お月様を返すというお話です。

キレイな絵とキレイなココロ。
優しい感じの絵本です。

２歳の娘は、優しい感じが心地よいのか、読めば読むほどハマってました。

親子のゾウが出てきます。
子ゾウには、お月さまが「バナナ」に見えるようです。
たしかに、色も形も似てますよねっ。
とっても可愛い発想だと思います。

子ゾウが 一生懸命お月さまを取ろうとする姿は
エリック＝カールさんの「パパ、おつきさまとって」を
思わせるところがあります。

「ＡＲＴ ＢＯＸ　絵本新人賞」受賞作だそうです。
作者の福原さんは
印刷会社などでグラフィックデザイナーとして働いていたそうで、
その手腕が存分に発揮されたような作風です。
ちなみに、ご本人はバムケロファンだそうです。