私が買ったり、借りてくる本は全て読んでくれる息子くん。ですが、この本だけはなかなか「読んで〜」と持ってこない。どうやら少し恥ずかしいみたいでした。
見かねた父ちゃんが「これ読んでみよっか」と誘ってみたら、「ママに読んでもらう!」と息子くん。
よしよし、と思っていつも通り膝の上に息子をのせて読んでみました。
「だいすき!」が何度も出てくるのが、なんだかちょっとはずかしいけど、最後は二人で「だーいすき!」とハグしていました。
自分の思いや気持ちは言葉にして伝えなさい!と常に息子に言い聞かせていましたが、ふっと私だって自分の考えや気持ちを伝えていないんじゃない?と気づきました。
今はいろいろな場面で怒ったり喜んだりするとき、理由と一緒に自分の気持ちも伝えるようにしています。すると、息子にも変化がありました。
「ママの気持ちはよくわかったよ。だから次は僕の気持ちを聴いて!」と言うようになったのです。この一歩はとても嬉しい。
「だいすき!」はもちろんですが、今はお互いに気持ちも伝えることができるようになってきていると思います。