関野さんの「グレートジャーニー」と言ったら、やはりこのアマゾンのジャングルで暮らす人々は欠かすことのできない基点の一つではないでしょうか。
着ているものは腰布一枚だけ。
テントのような掘立小屋にたくさんの家族が集まって暮らしています。
本編の「グレートジャーニー」も何冊か読んでいましたが、このマチゲンカ族で飼われているペットを見たのは、多分初めてです!!
いや〜っ、アマゾンの中でなら、普通に生きているであろう色彩豊かなコンゴウインコやナマケモノ、オウギシワシ、リクガメ、イノシシに似た「ペッカリー」という動物。
最初に犬も紹介されていますが、他があまりにすごいので霞んでしまいます。
オオギワシに至っては、日本でも赤ちゃんを包むのではやっている抱っこ布みたいなものに含まれて抱っこしているんですよ〜。ワシなのに超かわいいし、懐いてるみたいだし。もう、びっくりです。
動物好きにはたまらないかと思います。
生きるために普通に狩猟しているシーンや、採取した生きものを調理しているシーンもありますが、写っている彼らがあまりにも自然体なので、全くえぐさは感じません。
すごく面白いです。今年の読書月間は高学年の担当が決まっているし、この本をブックトークで使おうかな〜と、考え中です。