冒険ものなので子供はすごくどきどきわくわくする作品と思います。
でも、子供だけじゃなくって
こちらの絵本はふとたちどまって自分について考えてみたい
大人にもぴったりだと思います。
食べるの大好きな私はなんとも題名につられて読んだのですが
スパゲッティやさんの主人と、自分の”子供に対する親心”がかぶりました。
可愛い子には旅をさせよ。ですね。
「シェフはえがおでおくりだしました」
なんだか、そこで、まずぐっときてしまいました。
いやー、旅をしておいでってゆってあげられるかなぁ??
離れるのさびしいなぁ
でも、子供は、自らの足で歩いて
いろんなところで感じたり、考えたり、吸収したりして
成長していくんだろな〜と
スパゲッティと娘を重ねて読んでいました。
そして、いろんな展開があり、そのあたりは大人からしたら想像できる展開なのですが
オチにはびっくり!
じーんときてしまいました。
すばらしいです。
子供にとっても、大人にとっても
自分を知ること。
自分を高めたいと努力すること。
あきらめないこと。
自分らしく、ありのままでいいということ。
そして、そのままの自分を大事にして愛してくれる人がいるということ。
いろんな視点で、いろんな気持ちになって
ほっと、私は私でいることがいちばんなんだ、そして
それを見ててくれる人がいるんだと気づかせてくれる素敵な作品です☆