「くろいながい」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ながいしっぽの黒猫と
今まで一回も髪の毛を切ったことがない
ながい髪の毛の女の子。
そんな女の子と黒猫が仲良くならないわけありません。
そして髪の毛としっぽの先を見に旅に出るのです。

何とも冷静に考えると
不思議すぎる展開。
そして我が家の男の子たちは当然髪の毛も短いので
ながい髪の毛をたどっていくという想像できない流れに
のみこまれているかんじでした。

結局おなかがすいてしっぽと髪の毛のさきっぽを
確認せずに帰ってきてしまう
ゆるーい感じがまたいい味です。

タイトルの通り、くろいながい髪の女の子と、くろいながいしっぽのねこのお話。
とにかく、ながいんですよ、想像を絶するほどに。ラプンツ??ルなんて、比にもならないほどです。
どこまで続いているのかを、二人で確かめにいく旅が楽しそうでした。
途中で出会う不幸話をするおばあさんが早送りになっていて、女の子もねこも華麗にスルーしているのが、なんか笑えましたが、大人向けでしょうか。

なが〜い
ねこのしっぽ　この絵本も横長で　なが〜いが際だちますね
わたしの　髪の毛もわ〜　なが〜い
二人は　意気投合して　仲良し　　　　どっちが　長いかな〜
冒険に出ることに・・・・・　　夢一杯の　髪の毛は　いろんなものに人気です
毛糸玉のように蒔いていくと・・・・黒い長いとうに　　　　ここにも　やっぱり　黒い長いおばあさんが　
くろいなが〜い　不幸なお話
地平線まで続くというのが　なんとも　夢が広がる〜
「おなかがへったら　かえろう」　
二人には内緒だけれど・・・・　アマゾンのジャングルのおくで　ちょうちょ結びになっていますなんて　　　そこは一年中あたたかいばしょ　
ラストに　ホッコリする絵本ですよ

センスあるお話の世界へどうぞ！

くろいとながいの共通点で仲良しになる女の子と黒猫。
黒くて長いその先を見つけに旅にでることに、・・・・・・・。

あ〜、そうかもって、思ってしまうような黒髪と黒いしっぽの使われよう。
くろいながいとうのくろいながいおばあさんの不幸話を早送りにする見開きで、爆笑です。

小さい読者さんは、こんなに長いの〜って驚くでしょうね。
小学生は、アマゾンで？ちょうちょ結びに？って思って笑うのかな〜？

びっくりしました、作者の発想に！　先の見えない「くろいながい」のように、ちっとも先がみえない展開でした。とにかく不思議な魅力に満ちています。そして、おわり方もこれまた意表をつかれます。
読んだあと、また読みたくなりました。知らないところに旅に行ったあと、またすぐにそこにもどりたいような、そんな感じです。

なかなかこういった形の本はないですよね。お話の内容そのものはそんなに面白いものではありませんでしたが、絵が可愛かったのでよしとします。おくはらゆめさんの絵、可愛いですよね。誰かこの本のお話の面白い点を私に教えて頂けると嬉しいです！

とても不思議な絵本です。

可愛らしくて、おしゃまで、ちょっとシュール。
おくはらゆめさんの絵本は他にも読みましたが、
今回のこの絵本は、特に惹かれるものがありました。

物語自体は、ほかのおくはらさんの絵本に比べると
ゆるやかで穏やかな気がしますが、
なんというか、とても心に残ります。
残る、というよりも
引っかかる、という方が正しいかもしれません。

まだ購入はしていないのですが、
きっと本棚に加わると思います。

全頁試し読みで読みました。タイトルの「くろいながい」が、とても気になっていて、とてもその先、その先は？って、わくわく、どきどきして読みました。お互いに「なが〜い　なが〜い」という共通点が二人を仲良しにしてお互いを褒めあって、お互いを自慢しあっているところが素敵に思いました。