「てをあげろ！」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

表紙絵がかわいいなぁ〜、って思い読みました。

有名なギャングの息子に生まれるっていう事は、こんなことをしなくちゃならないのか〜。
親もつらいけれど、子どももなかなか大変ですね。

パパに言われたミッションを遂行するうちに、パパですら敬遠するキツネを退散させたビリー。

あれあれ〜、これじゃ弱きを助け強きをくじく義賊ビリー・ザ・キッドみたいですね。

強いってことは、優しいってことなんですね。

小さな子供に「てをあげろ！」と言われても、大人はちょっと苦笑いで終わってしまいそうですが、友達を守るために必死になって言った「てをあげろ！」には、大きなパワーが感じられました。ラストは温かい気持ちにさせてくれます。

先に「つかまえろ！」を読んでしまったのですが、こちらの絵本から先に読むべきでしたね。
「つかまえろ！」で仲良く遊んでいるお友達との出会いが描かれていました。
２冊目よりもギャング感があってかわいいハードボイルドというかんじですね。
おとぼけなかんじも、ほのぼのしていて楽しめました。

いかにも外国の絵本、というかんじがしておもしろかったです。

お話のはじめから
「んん？お父さんギャングなの？？」と物語にひきこまれてしまいます。
そして、子供のビリーも立派なギャングになってほしくって
お決まりの「手をあげろ」の練習に出かけていきます。
おもしろおかしくお友達ができていきます。
そしてみみずのともだちを守ろうとこわーいキツネについに「手をあげろ」と・・・・
うまいこと撃退することに成功！！
ビリーはギャングには向いてない感じだけど
いい子だからついつい応援したくなってしまいます。
とっても気になるキャラなのです。

ハムスターのビリーのおとうさんは、悪いギャングです。
そんな風には見えませんが…
ビリーもギャングにするために、色々と教えるのですが…
なかなかうまくいきません。
このまま終わってしまうのかと思っていたら、なんと面白い展開が待っています。
ちょっと笑えて、ちょっとドキドキして、などと、色々な感情を体験できたお話でした。

ビリーと、これから友だちになるミミズやねずみとの出会いの場面。ここで、一気にこの絵本がすきになりました！　「てをあげろ！」なんて、物騒な言葉とは真逆の、ほんわかさとおかしさで、にんまりしてしまいます。
明るい色の絵（ピンク色のミミズ！）は見ているだけで、ハッピーな感じ。
おもしろく、あたたかいストーリーと一緒にとっても楽しめました。

4歳の娘と読みました。
ビリーシリーズの3冊の中で一番最初の一冊ですが、
一番最後に読んだ私と娘。

私たちが大好きになったジャン＝クロードとの出会いの箇所は、
3メートルほど離れていた長男まで飛んできて、一緒に読みました。

「てをあげろ！」とビリーに言われて、
「ぼく、てがないんだけど・・・」と返すジャン＝クロード、
面白すぎる！
ここで「練習だからいいよ。」と引き下がるビリーにも痺れます。

でもここ一番で仲間を守った、勇敢なビリー。
人間、ここぞというときに本心が現れるといいますが、
ビリーもここぞというときに、よく頑張りました。
優しさの裏にかくれた正義の強さを見せてくれたビリー。
なんだか親心に訴えられるものがあります。

仲間もできて、お父さんにも認められて、本当によかった☆
でもビリーはやっぱりギャングじゃなくて、
カウボーイの方が好きだな、と思いました。

率直に、おもしろかったです！ビリーがかわいくてかわいくて（笑）パパはギャングなのに、息子のビリーは優しすぎる性格でギャングには向いていません。そこでパパはおどす練習をさせます。おどすつもりが友だちになってしまうおちゃめなところ、大好きです（笑）そしてその友だちのためにビリーは…？
優しすぎるビリーの言動にキュンとする、楽しい1冊です。

ハムスターのビリー　　お父さんはギャングなんですって
優しいビリーにお父さんはギャングとしての手ほどきを教えます
怖がらせる方法を　　
「てをあげろ！」　　確かに、ギャングは相手を驚かせるのが仕事
「練習してこい」　　　
元々優しいビリーはみみずやねずみを驚かせようとしますが　うまくいきません
ねずみなんかおもしろい芸を見せてくれます　　
しかも　みんなと　友達になるのです

ところが　きつねがやってきて　うさぎをおいかけ　みみずが食べられようとした時　　友達思いの優しいビリーは　なんと！　お父さんに教えてもらった
ドスのきいた声で　「てをあげろ！」と言ったのです
もちろん　きつねは逃げていきました　　やったあ！
すごい！　いざとなると　すごい力が出るのですね　　　　
友達をきつねから守って助けたのです　　なかなか勇敢なビリー

もちろん　お父さんも喜んでくれました　　
お父さんも　ギャングとはいえ　本来は優しいギャングなのにニンマリ

　なんだか　ほのぼのとしたお話しです

ミミズ相手に「手をあげろ！」って。息子は表紙を見て「ミミズは手ないやん！」とケラケラ。
案の定、本文でもミミズさんから指摘が（笑）そして、素直に謝っちゃうビリー。それじゃ、ギャングにはなれないぞ（笑）
とにかく面白い。ラストのミミズのセリフも思わず笑ってました。