「てっちゃんの しりとりライオン」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

なんとも可愛らしいお話です。

最初はいつライオンが登場するのかなあと思っていましたが…
なるほど！落ち葉をはいているうちに その場を離れてしまうことって、
結構ありますよね。

動物たちも愛嬌があり、
いくつのお子さんでも安心して読める絵本だと思います。

大きな展開はありませんが、ゆったりとした気持ちで読むことができます。

ちりとりで落ち葉をはいていたてっちゃんが、ライオンとしりとりを始めると、どんどん出てくる、しりとりで言った言葉の動物たち。
動物好きな我が子は、ページいっぱいに並ぶ動物たちを見て大喜び。
動物でこんなにしりとりを続けるとはすごい！
最後は、お話を上手に締めくくりながら、「ん」に持っていく感じが楽しかったです。

「ふってきました」のもとした先生の作品なので読んでみました。

てっちゃん偉いですね〜、お掃除のお手伝い。
庭箒と塵取りを上手に使っています。
でも今の季節、掃いても掃いてもちらほらちらほら落ちてくる落ち葉さん。
てっちゃっは、家の前から道路に出て、お隣さんのところその先、そのまた先と調子よく掃いていったら、小さな可愛いライオンちゃんに出会いました。

塵取りをしりとりと聞き間違えたライオンちゃんは、一人でしりとりを始めちゃいます。
ほうき→キツネ→ネコ→と。
続く続く、動物縛りのしりとり。

それもライオンちゃんが、答えを言うたびに出てくる動物たち。
ヒャ〜、っていうくらい、たくさん。
動物の勉強になっちゃいます。

最後は、てっちゃんのおかあさんが迎えに来て、しりとりの〆もうまくいきました。
家に帰ったら、なんとまた落ち葉がたくさん。
この後は、ウフフの展開でした。

全頁試し読みで読みました。表紙のてっちゃんの絵がとても可愛いです。しりとりに登場する動物たちも愛嬌があって素直だし可愛いなあって思いました。小さな可愛いライオンさんの勘違いから、しりとりが始まるのですが、動物たちも自分の番になると呼ばれたと思って登場するし、次々と動物の名前も覚えられていいなあって思いました。「なにしてるの？」が、最近２歳７ヶ月の孫がよく言う言葉なので思い出したりして喜んでいる私でした。