一秒たりともむだにできないと、忙しそうに一日中動き回っているビジードッグ。でも、やってることは、公園の見張り番をしたり、飼い主が投げた棒を何度も走って取りに行ったり、飛びかたを忘れた小鳥を助けたり…と、それって本当に忙しいの?って、なんだか笑ってしまいます。
そして、忙しそうにしているビジードッグが、「いそがしいって、わかってよ」と言いながら飼い主の男の子にぎゅっと抱かれている姿に、なんだかほっとします。
先日、来日されたヨハンナさんと、ジェームスさんご夫妻のトークイベントに参加しました。この絵本で、「どんなに忙しくても、家族や友だちへの愛情は忘れてないで!」ということ、子どもたちに「ビジードッグのように、何でも全力でがんばって!そして一日の最後は、何も考えずに安心して眠りましょう。」ということを伝えたかったとおっしゃっていました。ジェームスさんの「妻はすばらしい絵本を作りました!」という言葉が印象的で、何だか温かい気持ちになりました。
ヨハンナさんは、お母さんのリサさんこそ、お客さんがくるといつもお茶やコーヒーを入れるのに忙しそうにしていて、ビジードッグみたいだとおっしゃっていました。素敵なお話を聴けて、時間を共有でき、とっても幸せな一時でした。
私もビジードッグみたいに毎日がんばろう。