色んな食べ物が登場する岡田さんの絵本ですが、今回は子供たちの大好きなバナナ。
そのバナナが主人公で、しかもはずかしがりやときました!
身近なバナナという存在が主人公だからか、息子もすぐに絵本の世界に入りこめました。
みんなの前で歌えないはずかしがりやのバナナに、串カツがはずかしがらずに済むよう特訓してくれます。
「みんないしころやで」って、串カツたちがバナナを取り囲んでいる図がすごくシュールですし、その過程も笑えます。
そして特訓の成果で、バナナくんははずかしがりを脱却。脱却しすぎて調子に乗ったバナナくんはもう止まらない!
皮のむけ具合にそれが表れてるのが子供にもわかりやすく、「また皮がむけた!」と笑います。
実は串カツさんが恥ずかしがりやだったという最後のオチも最高です。
逆にバナナくんに特訓を受ける串カツさんの姿と言ったら(笑)
お話がとてもわかりやすく、4歳の息子もすんなりと理解できました。
読み聞かせが盛り上がる絵本です。
読み手は恥を捨てて、バナナの歌を歌いましょう(笑)