きみとぼく(文溪堂)
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先日、トキのヒナが確認されて お祝いモードのニュースが流れていたときに 本屋さんで出会った絵本。 たった1匹になってしまった日本のトキ。 ゲージの中で老いて眠り続けて・・・ ある日飛び立つようにして頭をぶつけて 亡くなりました。 この事実を忘れてはいけないと思いました。 人間はなんて勝手なのでしょうね。 ただただ、絶滅を免れようとした人間の愚かさ。 空を飛ぶことなく亡くなったキンちゃん。 ごめんねの涙がこぼれました。
投稿日:2012/05/21
この絵本を読んで、よかったと思いました。 私は新潟に住んで10年以上たちますが、トキというものについてほとんど知識がなかったことが、この絵本でよく分かりました。 この絵本は、実話です。 1羽のトキと金太郎さんとのお話。 いもとさんの優しい絵の雰囲気から、幸せな内容の絵本だと思って読み始めました。 しかし、それはちょっと違うものでした。 トキと保護センターの間で揺れる金太郎さんの気持ち、トキの気持ちを考えると、とても胸が苦しくなりました。 この絵本でお互いを思いやる大切さ、切なさ、そして、自由とは何なのか?人間の身勝手さなど、いろいろと考えさせられました。 トキの話ですが、自分自身、いろいろなことを考えさせてもらえるいい機会を与えてもらえたような気がします。 4歳の娘にはちょっと難しい内容だったように思いますが、新潟に住んでいるのなら、1度は読んでほしい絵本だと思います。 もう少し大きくなったら、また読んで、一緒に考えたいな〜と思います。
投稿日:2009/11/02
本当にあった話だということです。 36年生きたトキのキンちゃんは、人間の年齢に換算すると 100年以上生きたことになるということですが、空を飛ばずに 36年、自由に空も飛ばずに自由を奪われてしまったと思いました 「みなさんのおかげで、こんなに長い命をいただきました。 でも、もう命はいりません。自由をください!」 キンちゃんの悲痛な願いが伝わってきました。
投稿日:2019/10/21
子どもが童話発表大会で読みました。 日本最後のトキ「キンちゃん」とずっと見守り続けていた宇治金太郎さんのお話です。それぞれがどんなに深いきずなで結ばれていたかを知ると、心が痛くなります。また、自由ってなんだろう、生き物にとって、一番よい状態ってなんだろうと考えさせられるものがありました。たくさんの人に知っていてほしいお話です。
投稿日:2014/09/10
実際にあったことを本にしているということもあり ますが、金太郎さんのトキを思う気持ちに読んでいる うちに涙がでました。そして、トキが絶滅においこまれ る原因をつくったのも人間、人間は勝手だなと思い しらされました。トキの話題はニュース等で目にしま すが、今に至るまでにこんなストーリーがあったという ことを知れてとても良かったと思います。
投稿日:2013/11/09
優しく描いてくださっていますが、 人間の勝手さ、残酷さを 知らされる絵本です。 美しい羽をむしるために殺され 田畑にまかれた農薬の毒で殺され 絶滅寸前になってしまったトキ。 そして、一羽のトキが、種の保存という名目で捕獲され 一生檻の中に閉じ込められました。 死ぬのも生きるのも、人間の都合に左右されたトキ。 このお話に描かれたキンちゃんは、 その後、36年間も空を飛べずに檻の中に閉じ込められました。 どんなにか、お外に戻りたかったでしょうか。 捕獲を依頼された宇治金太郎さんは、 信頼を寄せたトキのキンちゃんを裏切らなければいけなかった。 その苦悩も描かれています。 この絵本に涙するだけで終わらせず、 動物園、水族館、学校の飼育室に閉じ込められている動物たちや サーカスなどに使われている動物たちのことを もっと私たちは思いやらなければいけないのではないでしょうか?
投稿日:2013/09/11
鳥は自由に飛べることが生きがいであって、安全であるからといって檻に一生入れられてしまうのはどうなんだろう・・・36年もの間。 人間に置き換えてしまうと、あまりにも可愛そうに思いました。 そして、金太郎さんが望んでいたキンちゃんの最後でもなく。 金太郎さんに最初で最後に抱きしめられる場面がとても印象深かったです。 キンちゃんにとっての幸せとは、なんだったのでしょうか?
投稿日:2009/05/02
朱鷺の試験放鳥があったので 朱鷺に関する絵本がないか? 探したところ 出会いました。 今は新潟県民なのですが 出身は県外なので これまでは 全く 朱鷺 に興味が無かった私! しかし 昨今のニュースとこの本とが 日本の鳥 朱鷺 の存在を凄く大きくしました。 出来れば 多くの子どもに知って欲しいお話だと 思います。 そして大人も今後どうしたら昔のように 自然に朱鷺が飛び回る日本が戻ってくるか 考えて欲しいです。
投稿日:2008/10/09
日本最後の朱鷺キンちゃんと、キンちゃんを見守ってきた宇治金太郎さんの物語です。 高学年で読み聞かせをしましたが、意外に子供達は朱鷺のことは知りませんでした。 中国から譲られた朱鷺の繁殖も順調にすすんでいるようですが、朱鷺をはじめとして日本で絶滅してしまった種がいることを子供達に正しく伝え、自然保護の為に、子供達でもできることは何なのか、一緒に考えてみてもいいのではないでしょうか。
投稿日:2007/11/06
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