題名は、五七五の俳句?
確か、短歌の部活の話だと聞いていたような
私は長めの作品は「あとがき」から読んだりします(笑
なんと!村上氏は、毎日新聞「小さな童話大賞」で
『俵万智賞』を受賞し、これがきっかけで
童話作家としてデビューしたそうです
で、読み始めると
ただの部活の話ではないのです
この頃、すごく意識している
「ことば」
については、もちろんですが
ちょっと、これは、おはなしの世界ではなく
現実は、もっとひどいのかな・・・と想像してしまう
中学時代のいじめの様子
いじめのターゲットが、その友達に向かうー陰湿極まりない
これでは、いくらなんでも、心が折れてしまう
綾美ちゃんの
ひきこもりの様子も、なんとも辛い
本人も周囲も
本人がその様子をブログにつぶやくのですが
いやぁ・・・病んでるなぁ・・・とおばさん目線で
心配になっちゃいます
というのも、意図的なのでしょう
自分の本音を吐露しているからの素直な「言葉」と捉えてみましょ
「うた部」に何とか参加し
短歌で選び抜かれた「言葉」を使うようになると
これまた、驚きの精選された「言葉」を見つけていく
元々賢く、好きな教科が国語という設定でもありますからね
主人公の桃子ちゃんに、初めは心配するけど
いやいや、どうして(笑
うた部の3人の個性キャラの強い先輩方
人間味のある顧問の先生
清ら(セイラ)先輩のうちのタコ焼き屋さんの家族 等
会話が何ともおかしてく
声を出して笑っちゃうこと多々あり
それが、重い隠れテーマのいじめ描写等をちょっとの間
忘れさせてくれる感じといいますか
高校が舞台なので、「恋愛」についても、シビアというか
遠い遠い高校時代・・・
こんな部活に入部していたら
この作品に中・高校生の時に出逢っていたら
私の人生も変わっていたかも!?
Eテレで高校生の俳句甲子園は見たことありました
すごい論破!?でびっくりしたけど
短歌甲子園なるものもあって
それは、石川啄木氏の生誕地、岩手県盛岡市で毎年行われているんですね
その予選の様子も、も〜どうなる?どうなる?と
はっ!これは、題名の・・・
と、読むのを止められなくなった
おばさんだったのでした(笑
中学2・3年生から高校生の
親子で読み合うのもいいのではないでしょうか