爆弾が図書館に落とされた。 すべてのものが 焼かれてしまったのです
たった一冊の本 お父さんが借りていて それが残ったんです
赤い表紙の本
お父さんは 「僕らにつながる 昔の人の話が ここに書いてある。 おばあさんの おばあさんのこと おじいさんの おじいさんのまえのことまでわかるんだ。 ぼくらはどこからきたか、それは 金や銀より、もちろん 宝石よりもだいじだ」(ルーツが書かれているのですね)
その 大切な赤い本を守るために!
ピーターは敵の攻撃から逃げ 人々と共に 歩き続けました
悲しいことに お父さんも 体を壊してなくなるのです。
とうとう自分の持ち物の鞄を捨ててでも 本を守り通したんです
お父さんの願い 本の大切さを 心に刻み込み続けたのですね
なんだか 痛々しい 悲しい話ですが ピーターは守り通し
大人になるのです(木の根本に 宝物の本を埋めて守ったんです)
戦争が終わりました
ふるさとに戻ると 同じ場所に図書館が建てられていたのです
何という 感動でしょう!!
そして 大切な本は 多くの人々に 読み伝えられていくのです
感動のお話でした
同時に 戦争の怖さを 感じました