表紙絵のヘンリーが少年ながら、「イケてるじゃ〜ん!」と気に入って手に取りました。
この年頃の子独特の思いっきり背伸びした感じがキュートです。
ヘンリーには、とっても気になるグループがいます。
クラスメートながら、お洒落だったり、コンピュータに精通していたり、なかにはスポーツ万能の子もいたりで、自分がごく普通の男の子と思っているヘンリーには、近寄りがたい感じのグループ。
憧れのグループのご自慢に比して、自分の自慢といえば可愛いベイビー。
ヘンリーはこの赤ちゃんの弟ジョージと過ごす事が結構気に入っています。
ジョージもヘンリーが世界一大好きなんです。
でも、赤ん坊と“いかす(タフでクールでかっこいい)やつ”はイメージ的にミスマッチに思えてしまうヘンリー。
憧れのグループが、ヘンリーの家へ遊びに来る事になり、ママもジョージを連れて出かけてくれる協力ぶりに、ヘンリーはワクワク。
ところが、当日アクシデントのためにジョージを置いていかれてしまったヘンリーは、憧れのグループのメンバーたちとジョージを会わせることに、・・・。
この後のジョージとメンバーの様子が素敵です。
いけてるメンバーも結構赤ちゃん好きだったりして。
赤ちゃんと上手に遊べるってことも“いかす”って事ですね。
将来、きっと素敵なパパになるでしょうね、ヘンリーをはじめ“いかすやつ”たちは。