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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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てんぐだいこ自信を持っておすすめしたい みんなの声

てんぐだいこ 作:神沢 利子
絵:赤羽 末吉
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1986年
ISBN:9784033370101
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,881
みんなの声 総数 9
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  • 琵琶湖の鮒

    げんごろうさんは、金持ちのむすめさんの鼻を病気と偽って親御さんにお礼にこばんをどっさり頂いて遊んで暮らしていたのに、いつまでも幸せは続かなかったなあと思いました。かみなりさんのお手伝いをして雨を降らすのが面白くてよかったのですが、足を滑らせて落っこちてしまいました。おっこちたところが近江の国の琵琶湖で、げんごろうさんが鮒になってしまったけど、案外幸せに暮らしているにかなあと思うことにしました。

    投稿日:2018/12/09

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  • 不思議なたいこ

    鼻を伸び縮みできるたいこが落ちていたり、その使い方をげんごろうさんが知っていたり、突拍子もないお話なのですが、いつの間にかたいこそっちのけの展開が面白く感じました。
    いたずら心でげんごろうさんは身を滅ぼしましたが、フナになっても気楽に生きているのかも知れません。
    ところで、てんぐだいこはその後どうなったのでしょうね。

    投稿日:2018/07/02

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  • フナに繋がるとは・・・

    息子が最近鬼やお化けに興味があり、特に天狗がお気に入りなので、天狗の絵本ということで探して借りてきました。

    有名な昔話のようですが、恥ずかしながら私は読んだことがなく、赤い天狗の話かと思っていたのですが、手に入れた太鼓のおかげで天狗のように鼻を伸ばすことができる人間のげんごろうさんの話でした。

    天狗そのものは出てこなかったので、期待はずれではあったのですが、太鼓の音が愉快で、話の展開もテンポがよくて、とても楽しめました。

    最後に琵琶湖に落ちでフナになったとは・・・。予想とは全然違う結末でしたが、不思議な昔話としては良い絵本でした。絶版なのか、購入できないのが残念です。

    投稿日:2011/03/03

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  • ユーモラスな昔話

    割と有名な昔話のような気もするのですが、絵本になっているのはこの赤羽さんのものと

    ミキハウスのものです。

    空から下がってくる様子から、赤羽さんの『へそもち』を連想します。

    『へそもち』でも雷が出てきますし、空から落ちる場面があるのでそう思うのかもしれません。

    これも由来もの昔話といえるのでしょうね。

    げんごろうさんという名前の主人公が出てきた時点で、ひょっとしたと思わせます。

    時間にすると五分程度のお話で、子どもに語ってやりたい昔話だと思います。

    鼻がどんどんとのびていく場面がとてもユーモラスだと思いました。

    投稿日:2011/01/05

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  • 神沢さんの昔話 琵琶湖に住むふながこんな面白いお話になるなんて やっぱりおもしろいなあ〜と感動です!

    赤羽さんの絵は動きがあって親しみやすく見ていて味があるなあ〜

    げんごろうさんのたいこは 夢があって私もほしいなあ〜

    娘さんの鼻を高くして 七日かけて治すところも なかなか良いし 絵も さいころの目があり ユーモアたっぷりですね!

    どんどん伸びた鼻が天まで届くのもさてどうなるのとつぎが気になるんですよ。

    しかも おにの世界にいって雨降らせるのを手伝わせられる
    げんごろうさんは人間たちが大あわてして逃げるのが面白くて笑って覗いているうちに足を滑らせたんだって
    なんだか人間の働いている姿や 動きを天から覗いたら きっとおもしろいだろうな〜!

    ああ〜 面白そう!
    客観的に眺めることの おもしろさに ワクワクさせられますよ。

    おはなしの世界の醍醐味ですね。

    我が子にも読んであげたお話で 私が見せると 「懐かしい」と言ってました。
    やっぱり 面白いお話は 心に残っているんですね!

    絵本ってなかなか奧が深いで〜す!

    投稿日:2007/04/26

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  • おもしろい!!

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子11歳、女の子10歳

    これはいわゆる昔話なんでしょうか?
    私はこれまで読んだ事がなかったのですが、これおもしろいです!

    たいこをたたくと鼻が伸びる。またたたくと今度は縮む。
    このたいこをもって旅にでるげんごろうさん。
    悪知恵を働かせひともうけ。
    この辺まではありがちなはなし・・と思いながら読み進めていくと、アクシデントが(ばちかな?)あり、そして最後は・・げんごろうさんはどうなるでしょう?

    げんごうろうさんという名前もいいですよね。
    ひともうけをしてめでたしめでたしではなく、続きがひとひねりしてあるのがおもしろいと思います。

    読み聞かせに使いたい絵本です。

    投稿日:2007/04/10

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