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てのひらむかしばなし したきりすずめ自信を持っておすすめしたい みんなの声

てのひらむかしばなし したきりすずめ 作:長谷川 摂子
絵:ましま せつこ
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\946
発行日:2004年
ISBN:9784001163636
評価スコア 4.37
評価ランキング 14,697
みんなの声 総数 18
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  • なんとも…

    自分の子ども時代以来の『したきりすずめ』。
    話の顛末に、自分が覚えているは最初と最後。
    途中の展開に首をかしげてしまいました。
    こんなお話だっけ?
    自分の弁当を食べてしまったスズメを連れ帰り、自分たちも毎日は口にしない米を与えては可愛がるおじいさん。
    それをよく思わないおばあさん。
    のりまで口にしてしまったスズメの舌をちょん切って、空に放り投げたおばあさんは鬼のようですが、ちゃっかりと自分も宝にありつこうという強欲ぶりには、ちょっとお笑い。
    可愛そうなスズメを捜し歩くおじいさんがスゴイのです。
    途中で馬の洗い汁を7おけ、牛の洗い汁7おけを飲み干して、スズメの居場所を教えてもらったって、飲むおじいさんもすごいが、そこまでするか〜。
    老人虐待です。
    おばあさんも同じ路をたどってもらったのは不気味なつづら。
    恩には恩を仇には仇をと、日本的な昔話ですが、結構スゴサを感じました。
    ところで、おじいさんとおばあさん、仲良しなのですよね?
    どう考えても、おじいさんの手にした宝物は、おばあさんに取り上げられてしまいそうな予感が。

    投稿日:2011/10/18

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  • 読みやすい昔話

    少し小さめサイズの絵本「てのひらむかしばなし」シリーズは、「ももたろう」や「十二支のはじまり」なども持っています。
    お話によって、イラストを担当している人が違っていて、それぞれに魅力的で、大好きなシリーズです。
    こちらもまた、リズムよく、読みやすいお話でした。
    着物を着たすずめも可愛くて、素敵です。

    投稿日:2021/01/03

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  • スズメってかわいい

    これですんだり ぺったりこ
    この終わり方は、初めて読みました、面白いです。
    したきりすずめは、なんてひどいおばあさん!と憤慨していたお話ですが、ちょんが、元気なのでよかったです。
    このお話のかわいいテーマソングは、子供の時から馴染みです。
    馬の洗い水、牛の洗い水は記憶になかったので、ちょっとびっくり。
    おじいさんはちょんに会いたい一心なのね!と思い、
    おばあさんの時は、強欲だからなのだ!と思いました(笑。
    おばあさんが、嫌な目にあってすっきりするお話でした。

    投稿日:2018/08/21

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  • その後が気になる

    私自身も昔読んだことがあり、怖いお話だなーと思っていましたがやっぱり怖い、なかなか酷いお話です。
    したを切るお婆さんもそうだし、すずめの仕返しも怖い。
    そして、その後、お婆さんが無事なのかどうかがとても気になります。無事でいて欲しいような、そうでないような。

    投稿日:2015/07/03

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  • 大きいつづらか小さいつづらか

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    有名な昔話で懐かしかったです。
    大きいつづらか小さいつづらかと選ぶところが特に有名ですね。
    私もおばあさんのように大きいつづらを選んでしまいそうな…(笑)。
    子供のときも思いましたが、今読んでもすずめの舌を切るのはやりすぎでしょ、と思ってしまいました。

    投稿日:2014/04/27

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  • どうしてこのふたりが

    子どもの頃に読んでもらった時、
    「どうしてこのふたりが夫婦に・・・?」
    と、疑問に思いました。

    昔話って、だいたい
    「良い老夫婦」と「悪い老夫婦」が登場するので
    夫婦で善悪がバラバラというのは、
    なんだかしっくりこないなあと思っていたのです。

    それにしても、なぜ村人たちは、こんな嫌がらせを・・・?

    最初だけと思って読み始めたものの、結局最後まで読み終え・・・
    昔話は、大人になってから読んでも
    なぜか興味を惹かれるものだなあと感じました。

    投稿日:2014/01/21

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  • 教訓

    やっぱり人には優しくて親切にしなければと思うし、強欲はいけないと教えてくれる絵本だと思いました。したきりすずめは、やっぱり御馴染みなので孫にも読んであげたい絵本だと思いました。すずめが着物をきているのがとても可愛らしかったし、「ちんちん ちゅん ちゅく ちゅぽ ちゅぽ ちんちん」の踊りがとても気にいった孫でした。

    投稿日:2013/02/24

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  • 「こわかった」

    意外と興味ありげに見ていましたが、本を閉じた途端
    「パパんとこ もってく」「こわかった」と言って本を片付けてしまいました。
    どうやら、おばけが怖かったみたいです。
    今「がたごとがたごと」を見せたら怖がるのかなぁとつい思ってしまいました。
    有名なおはなしなのに、「あらいじる 7おけ」のくだりは知らなくて
    新鮮でした。

    投稿日:2010/06/10

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  • 昔話は、ためになります。

    • NON×2さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子8歳、女の子5歳

    知っているようで、知らなかった「したきりすずめ」でした。
    昔話が好きで、よく読んでたはずなのに??
    新鮮な気持ちで読めました。
    おじいさんの優しさ。貧乏でも、生き物を可愛がる所に心が弾みます。
    おばあさんの醜さ。自分の生活で、いっぱいなんだろう。と思いつつも、すずめは小さいのだから、それくらいゆるしてあげれば?なんて思えます。
    すずめの居場所を聞くのに、馬の洗い汁を飲むまでもして、会いたい気持ち。
    お土産のつづら。欲はだしたらいけない。
    色々な事が学べるから、やっぱり、昔話は、どんどん話してあげたいです。

    投稿日:2007/05/02

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  • 愛情 VS 欲

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    近頃の子どもたちは、したきりすずめを知らない子が多くてさみしいです。
    私たちには、大定番のおはなしなのに。。

    かわいがっていたすずめの居場所を教えてもらうため、馬や牛の洗い汁を飲むところは、
    おじいさんの愛情を感じました。(でも、気持ち悪かったです)
    それに比べて、おばあさんの欲に対する貪欲さも、ある意味すごいなと思いました。

    ちいさなつづらと、おおきなつづら、やはり欲ばりはいけないということでしょうか。
    自分の身の丈にあった生活が一番です。

    投稿日:2006/12/08

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