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たぬきに殺されたばあさまの敵討ちで、ウサギがたぬきを懲らしめる勧善懲悪の昔話。 わたしは、赤羽末吉さんが絵を描いている「かちかちやま」も好きなのですが、その絵本ではたぬきが「ばば汁」にしてじいさんに食べさせるというシーンがあるので、小さい子に読むにはちょっと残酷かなぁと思うところもありました。 こちらでは叩き殺されるのですが、「ばば汁」という表現はないので、小さい子にオススメするならこちらがいいかなと思います。 昔話は、いろんな作家さんの作品があって、読み比べられるのも魅力の一つだと思います。
投稿日:2020/08/31
『かちかちやま』って、良く読むとかなり残酷な内容なのですが、この絵本は、オブラートでくるんであるように思います。 ババ汁の部分をカットしたこともあるかと思いますが、瀬川さんの絵が話の内容を控えめに描いているせいかもしれません。 でも、悪役のタヌキも、ウサギ相手にはとぼけたキャラクターになっていることが不思議です。 ウサギも結構悪いキャラクターですが、おじいさんに変わって仇討する義理でもあったのでしょうか。 よく考えると、前半と後半で役回りが変わっているのでした。
投稿日:2014/05/09
このところ続けて「かちかちやま」を借りていました。 作者によって、多少に違いはありましたが、とにかく残酷さばかりが目だってしまい、子供にはどうかと思われていました。 こちらでは、おばあさんが殺されるものの、ばばあ汁などにはなっていません。 そのことが、非常に共感できます。 松谷さん自身も、「ばばあ汁」には抵抗だあったとのこと。 昔話の恐怖感は、ある意味必要なものだと思っていますが(これは、松谷さんも同様のお考えのようです。)、過ぎた残虐性は、子供に避けたいとも考えていますので、やっと、子供にも読める「かちかちやま」に出会えたと思っています。
投稿日:2012/04/07
息子が、学校で借りてきた本でした。定番の昔話を借りてきたのは、初めてかな。 どんな反応なのかな〜と見ていると、「あぁ、面白かった!」という感想でした。 リズミカルで、読みやすかったようです。ババ汁は、出てこないお話は、昔話の入門には、とってもいいと思いました。 いずれは、ババ汁の下りの部分があるってことは、知っておいてもらいたいな〜と思いました。
投稿日:2012/02/27
むかし話のかちかちやまは、やっぱり孫にも読んであげたい絵本です。 松谷みよ子の優しい語りかけの文でリズム感もいいし、たぬきとうさぎ どんの会話も面白いです。たぬきも素直にうさぎどんに騙されてしまう 会話も楽しいです。「これで おしまい とっぴんぱらりの ぷう。」 この終わり方も大好きで、勿論中味も読んでいて松谷みよ子のたぬきが ばばあ汁を作っておじいさんに食わせないところも恐怖心が残らない 配慮も素敵な演出に感謝したいです。まだまだ先に孫に読んであげたい と思っています。
投稿日:2011/10/12
このお話の悪者いたずらたぬきとうさぎのやり取りが楽しめる 楽しい本です☆ 後半のうさぎと狸のやりとりのなかで、「うさぎさん、うさぎさん かちかちいうのは 何の音?」「カチカチいうのは、ここがかちかちやまだからカチカチ鳥がないているんだよ」と言う会話が大好きで 娘達は私が何の音というと・・興奮しながら答えてくれます♪ 毎日眠る前で話しているので、覚えていました。 そのくらい大好きな本です。
投稿日:2011/04/26
年少の息子が、幼稚園の教室の絵本で借りてきました。 幼稚園で読み聞かせをする際、昔話は言葉づかいが今と違ったり、長かったりでなかなか年少児には難しいことも多々ありです。 でも、この絵本はとても読みやすかったです。 文章にリズム感があり、読み手も聞き手もすんなりストーリーがはいりやすい感じがしました。 息子は、たぬきの背中で藁が燃えている絵をみて、「ちょっとまって!」と絵本の表紙を見直し、「この絵だね!」と言ってました。 子供なりに、多分表紙の赤々とした絵に惹かれて借りたのかな? おばあさんがたぬきに殺されてしまったくだりで、テレビを見ていた長男もササッと飛んできて、お話に釘付けになっていました。 他のかちかちやまより、入門としてお勧めです。
投稿日:2011/01/23
私は子供の頃「かちかちやま」大好きでした。わりと必ず読みきかせてもらえるスタンダードたったような記憶があります。 しかし子供たちの読んでいる昔話大全みたいな本には、入っていなかったので、わざわざこれだけ探して借りてきました。 やっぱりおもしろい。 だって、やっぱりたぬきは超悪党だし、ウサギは正義の味方です。わかりやすい!おばあさんが死んでしまってババ汁にならない、この本の方が、読みきかせている方はしっくりきます。 子供としては、ババ汁のほうが記憶に残るのかもしれませんが、親になると、おじいさんがかわいそうな気がして、素直におばあちゃんが死んじゃったというだけのこの絵本を子供には読んでほしい気がします。
投稿日:2010/01/28
先日、読み聞かせをしている人たちの勉強会で、『かちかちやま』のブックトークをしました。 その際、この本を私のスタンダード版として紹介しました。 この『かちかちやま』には、“ばば汁”は出てきません。 作者の松谷みよ子さんが、いろいろ悩んだ末に、そこまでは書かなかったそうです。それでも出版後も、葛藤はあったようで、あとがきに“ばば汁”を書かなかったことについてご意見をくださいとの記述がありました。 私にとっては、小さい頃からなじんだのがこの本なので、何の抵抗もなく、面白い話として受け入れました。 我が家の子どもたちにとっても、この本がスタンダード版です。 それ以前に、子どもたちにとっては、『かちかちやま』というお話自体が面白く、我が家では、昔話の中では、一番「読んで」と持ってくる回数の多い本です。 文章にリズムがあり、おじいさんが、 ひとつぶは せんつぶに なあれ・・・ と歌うところや、うさぎの かややまのうさぎは かややまのうさぎ。 とうがらしやまのうさぎが なにしるべさ。 という飄々としたセリフがとても楽しく、スッとお話の世界に入ることが出来ます。 また、このうさぎのセリフを聞いて、大悪党のはずのたぬきがころっとだまされるのも、なんだか可笑しいところです。 瀬川康男さんの絵も迫力があり、特にたぬきの背負うかやに火がついて、ボウボウと燃え盛っているところなどは圧巻です。 10分弱で読むことが出来ますので、教室での読み聞かせにも十分に対応できると思います。
投稿日:2007/01/17
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