日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
みんなの声一覧へ
並び替え
6件見つかりました
関西弁がテーマの緊張感を和らげながら、うわさが拡がっていく過程の恐ろしさが端的に表現されていてどきっとしました。 しかし拡がるだけでなく「本当にそうなん?」と投げかけることが、反対に拡がることもできるのだというメッセージも読み取れたように思えました。 友だちの話に何気なく 「ふ〜ん、そうなん」 と相づちをうっていた自分の行動の浅はかさを痛感した絵本でした。 大人だからこそ、改めて自分を見つめられるのではないでしょうか。是非、より多くの大人に読んでもらいたいです。
投稿日:2011/10/11
とても衝撃的な絵本でした。 何年か前にも読んだのですが・・子どもも大きくなってこの絵本の内容が本当によくわかってきました。 『あのこと いっしょに おらんほうが ええで』 誰かが言ってた。 あのこっていうのが誰でどうしてこんな風に言われているのかわからないのです。 でも・・ひとりがふたり・・ふたりがよにん・・と 『聞いたんやけど・・』『誰かが言うとった・・』 こんなふうに言葉が伝えられていく・・だけの展開なのですが、 ページいっぱいに描かれた顔と言葉にかなりショックを感じた子どもたちでした。 『いじめやん・・』 『いじめ』というのがなんとなく分かる年になりこの本の凄さもわかってきたのだと思います。 『あのこに聞いたらええやん・・』この一言を言える子に育って欲しいと思います。
投稿日:2008/04/17
あまりに臨場感のある、的をついた表現に驚きました。子どもの本にこんな本があるのか、と。 小学生あたりから見られる、根も葉もない噂によるいじめ。年長さんや低学年、中学年の子に読ませることで、噂に流されていじめをしたりするなんてバカなことだ、という気持ちを持ってもらいたいです。 小さい子に限らず、中学生くらいの子にも読んで自分自身を見つめなおす機会になったらと思います。
投稿日:2007/07/27
噂ってこのように広まるのでしょう。 同じような言葉の繰り返し、拡大、反響が次第に真実味を帯びてきて、確信にまでなっていくのでしょう。 「あの子とつき合わないほうがいい」って、誰が言い始めたのでしょう。 誰が言い始めたのか解らないけれど、みんなが言っているのです。 子どもの社会だけではないですよね。 「じゃあ、あの子と話してみれいいじゃないか」という、当たり前のことが言えた子は素晴らしいですね。 きっと、その一言を口に出すことが、とてもエネルギーのいることなんですね。 イジメはイジメです。 根拠のない噂に参加するのも、イジメに近いかも。
投稿日:2023/05/09
いわゆる「いじめ」を扱った絵本です。 何気ない一言から、いじめの輪は広がっていきます。 その様子が、少ない文字と、見事なレイアウトで表現されています。 読み終えて7歳の娘に 「何のことかわかる?」と聞いてみました。 平和な学校なのか、7歳の娘はまだ この絵本で語られるシチュエーションは、よくわからないようでした。 いじめる側、いじめられる側、将来どちらの立場にもなってほしくはない。 これはよくないこと・・とだけいい 本を閉じました。 とてもとても考えさせられる一冊です。
投稿日:2012/06/07
「だれかが 言ってたんやけど、 あの子と しゃべらんほうがいいんやて。」 この 誰が言い始めたのか分からない、心ない一言で 特定の子が みんなから仲間はずれにされていきます。 根も葉もない噂。一体、誰がなぜ言い始めたのでしょう? ラストの一言が真理をついて重みを持っています。 「それって、ほんまにほんまやの? なー、あの子と話してみたらいいやん。」 ほんとに【百聞は一見にしかず】なんですよね。 絵本は余韻を楽しむものだから、読んだ後に感想を聞いたり 話し合いをしてはいけないと聞いたことがあります。 でも、この作品に関しては 大きな問題提起をしていると考え、 敢えて 娘たちと話し合いの場を持ってみました。 寝る前に絵本を読んだ後だったせいか、構えずに意見を言ってくれました。 意見というより「仲間はずれは可哀相」という感想でしたが。 8歳〜4歳のうちの娘たちには、まだ難しすぎたかもしれません。 小学校中学年〜高学年向きでしょうか。 自分の娘たちには 噂に流されず、自分の目でモノを見る 確かな目を養い、他者を認める器を持って欲しいと願っています。 この作品は、図書ボラのメンバーさんが持って来られたものでした。 ちょうど数ヶ月前から全国的に いじめ問題が浮き彫りとなり、 小学校の読み聞かせで読もうか、かなり悩まれたとのことで 図書担当の先生に相談されていました。現在、職員会議で審議中です。 個人的には、最後の「噂に振り回されずに、本人と話してみようよ」 という言葉の重要さに軍配を揚げて、読んでもいいと思います。 ただし フォローは必要になると思うので、小学校などで読む場合は 読むクラスの担任の先生に 事前に相談が必要かと思います。 部落やいじめなど、現実社会で多くの場面に当てはまる、 大きな…そして 重いテーマを思い切って扱った作品です。 ところで、作者・ひぐちともこさんの作品は 関西弁のものが多いようですが 関西の方なのでしょうか。 関西弁の会話が一層、臨場感を盛り上げているように思います。
投稿日:2007/01/29
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索