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とらとほしがき自信を持っておすすめしたい みんなの声

とらとほしがき 作・絵:パクジェヒョン
訳:おおたけ きよみ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2006年11月
ISBN:9784895726580
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 27
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  • トラが恐れるもの

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子2歳

    アイゴ〜!とらが叫んで、逃げ出した。「とうとう干し柿が、わしをとって食おうというのだな」とらが干し柿をこわがる、そのわけは…。古くから韓国に伝わる昔話のようですが、伝統的な民画風に描かれた迫力の絵本です。トラにも怖い物があるというのは子どもにとっては新鮮だったようです。

    投稿日:2023/02/09

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  • 韓国の本です。

    韓国の昔話を伝統の民画風に描かれた絵本です。
    確かに〜!ちょっと変わった画風だな〜と思いました。
    小学3年生の国語の教科書の「いろいろな国や地域の物語をよもう」というページに紹介されていました。
    絵本や本から、異国を味わうのもまたいいものですね。

    投稿日:2020/03/10

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  • すべては 勘違いから

     韓国で育った子どもなら 誰もが知っている昔話だそうです。

     自分はこの世で一番強いと思っている虎がいました。「虎がくるよ」と言われても泣きやまぬ子どもが、干し柿を与えられて ぴたっと泣きやんだのを見て、虎は「干し柿は自分より強くて恐ろしいものだ」と勘違いします。

     勘違いしている虎と、虎を牛と勘違いしている泥棒のお話。虎も泥棒も 命からがらのたいへんな思いをしますが、すべては勘違いからなんです!私たちも、右往左往している時、実は 自分の頭の中に勝手に作りだしたものに支配されているのかもしれません(笑)

     すべてのページに虎が描かれています。(しっぽの先だけのページもありますが)ページごとに違う その表情やしぐさが面白かったです。

    投稿日:2017/05/02

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  • アイゴー!

    5歳の息子と7歳の娘と一緒に読みました。
    自分でこの世で一番強いと思っているトラが、勘違いをして「ほしがき」を怖がるという、日本の「ふるやのもり」という昔話に似た、韓国のおはなしでした。
    ちょうど干し柿を作る季節で、お隣の庭先に干し柿が干してあったのを見たばかりだったので、タイムリーでした。
    トラが叫ぶ「アイゴー」という言葉が、韓国らしくて、雰囲気が出ていました。

    投稿日:2014/11/26

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  • とらが愛おしく思えました

    韓国の昔話   日本ではふるやのもりのお話と似ています

    とらは自分がこの世の王であると信じていましたが、子のと多の表情が実に見事に描かれていて 絵本の醍醐味を味わいました

    牛を食べようと思ったのですが、その家の お母さんと赤ん坊の影を見たのです。

    お母さんと赤ん坊のやり取りを聞いていたのです
    赤ん坊が怖いものは、おおかみでも くまでもない  干し柿が怖いのだと思うのです
    ところがとらは 干し柿がどんなものか知りません 

    ここからは ふるやのもりとお話しが似ています

    強いと信じていたとらはどうなるのかj?

    昔話のおかしさと 絵本の楽しみ方がたっぷりで おもしろい絵本です

    投稿日:2013/11/03

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  • 昔話のよさ

    韓国の昔話ということですが
    昔話の根底に流れるものは、お国は違えどどこも同じなのかなと思わせるような安定感のある本です。
    絵のタッチが独特で、虎の表情が実に面白い。
    この絵じゃなければ、独特なこの雰囲気は出ないかったんじゃないかな。
    日本だったら、干柿じゃなく別のものだったかなぁなどと
    いろいろ想像させられました。

    投稿日:2011/11/15

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  • 怖いもの知らずの赤ん坊が泣き止んだ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    韓国の有名な昔話だそうです。
    ほどよい繰り返しのリズムと、絵の迫力、効果的なアングルが素敵です。
    「アイゴー!」という、韓国独特の感嘆語が雰囲気を盛り上げてくれます。
    夜、牛を食べようと民家にやってきたトラは、家の中の赤ん坊と母親の会話を耳にします。
    赤ん坊を泣き止ませるのに、オオカミやクマ等がやってくると脅かしても
    効果がないのに、干し柿でぴたりと泣き止むのです。
    すっかり勘違いしたトラの慌てぶりが愉快です。
    日本にもある「ふるやのもり」とよく似ていますね。
    身近にトラがいる、というのもびっくりですね。
    子どもたちには干し柿は少し馴染みがないかな、と少し解説しましたが、
    ここの小学校では高学年が秋に干し柿を作るのが風物詩ですし、
    その時に思い出してもらえたら、と思います。

    投稿日:2010/01/22

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  • 虎の表情の変化が楽しい

     図書館で、息子の干支は虎、来年は年男だな〜なんて思いながら手に取りました。
     韓国で語り継がれてきた昔話だそうです。
     この世の王と信じていた虎が、お腹を空かして里へおります。
     山のふもとの小さな家で、赤ん坊の泣き声が…。
     「虎が来るよ。」と言っても泣きやまぬ赤ん坊。
     干し柿を見て、ぴたっと泣きやむ影を見て、干し柿というものに恐れをなす虎は…。
     「画材や紙や描き方に工夫を凝らした」と、作者ご自身が語るよう、素敵な韓国の昔の世界をのぞけたような気がしました。
     なんといっても、主人公の虎の表情の変化が楽しい。
     終盤必死に走るシーンは、大笑いでした。
     「アイゴー」を息子も覚えましたよ。
     良い絵本に出会いました。

    投稿日:2009/09/24

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  • おもしろさと、怖さが共存しているような

    あとがきにもありましたが、「ふるやのもり」に似ていると思いました。

    所変われば、とらになってしまうのが、とても韓国らしいと思いました。

    でも、泥棒でなくて、とらの方が怖く感じませんか。

    このとらさんは、どこか間の抜けていて、愛嬌を感じてしまうのですが、とらに狙われていたらと思うと、とても怖く感じました。

    おもしろさと、怖さが共存しているようなお話で楽しく読めました。

    投稿日:2009/04/24

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  • あいご!

    とらと干し柿、どういう風に絡むのかとても疑問に思い
    読んでみました。
    こわ〜い存在のとらをもうまく騙してしまう
    (とらが勝手に騙されてしまったのですが)
    この設定がおもしろかった!
    まさか、とらにとって干し柿が恐い存在になるなんてね!

    こういった昔話を読むと、いつも思うのですが
    日本のお話しのなかにも(タイトルが思い出せませんが・・・)
    似たようなお話しがありましたが、国が違っても
    人々に受け継がれていく昔話は共通点があるんだな〜と
    人類の歴史を感じてしまいますね!

    投稿日:2008/08/06

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