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猫の事務所自信を持っておすすめしたい みんなの声

猫の事務所 作:宮沢 賢治
絵:黒井 健
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1994年
ISBN:9784039634207
評価スコア 4.56
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みんなの声 総数 8
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  • 私はこの、猫の事務所のお話を読むと、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    何と言うかとても嘆かわしいというか、物凄く悲しい気持ちになります。だけど読んじゃう。大人の世界にもあるいじめ、それって多分こんな感じだよな…自分は決してこうはなるまいと思わせる、反面教師な役割を持った絵本です。

    投稿日:2017/06/23

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  • そのあとどうなるの?

    差別、蔑視、なんともいたたまれない境遇のかま猫さんに感じ入ってしまいました。
    いじめなんて生易しいものではない、大人の世界のハラスメント。
    お父さんはこうして頑張っているのです。
    でも、多分他人事ではない現実があるのです。
    大人の感覚で読んでしまいましたが、獅子の一言で閉鎖された事務所。
    かま猫さんはどうなったのでしょう?
    宮沢賢治は獅子の行動に、半分同感と言っていますが、私は一割も同感できないのです。
    解決と救いが提示されていないのですから。

    投稿日:2015/07/15

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  • かま猫仲間のためにやめないぞ

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    役所の事務所で働くかま猫は一緒に働く仲間達から嫌われている。
    その理由はかまどでねるためすすけて汚いから。
    皮膚が薄くてどうしても寒くて外では眠れないので、かまどに
    入ってしまう。
    性格は真面目でお人よし、何も嫌われ差別を受ける理由などないのに
    今までかばってくれていた事務長までも回りの讒言に態度を変えて
    しまう。

    黒井健さんの筆による猫たちはふんわり柔らかに描き上げていて、
    差別する側の猫たち見た目は意地悪そうには見えません。
    ただ、かま猫の淋しそうな様子は見ていて辛くなります。

    最後に突然に獅子が現れ、この差別を不当な物として、事務所の解散を
    命じます。
    まさに「鶴の一声」でありますが、一体この獅子は何者なのでしょう。
    そして解散した後のかま猫はどうなったのでしょう。

    「ぼくは半分獅子に同感です。」これは宮沢賢治のことばでしょう。
    私は半分も賛成できません。他に手立てはなかったのでしょうか。
    読後に なぜ?なぜ?なぜ? の余韻の残る一冊です。

    投稿日:2009/10/23

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  • 不当な差別やいじめ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    猫の事務所で働く「かま猫」
    非常に寒がりで、夜にかまどの中に入って寝るため、体がすすで汚れているのです。
    このかま猫が、事務所の中で不当に差別され、いじめを受ける姿が、何とも痛々しくやりきれない思いになります。

    そんな事務所をサッと解散させてしまう獅子。
    いじめをしている者も、所詮ちっぽけな存在だということを言っているかのようでした。
    たいした仕事でもないのに、誰かを苦しめながら楽しんでいる集団。
    必要ないですよね。

    投稿日:2009/04/09

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  • 緩和してくれる挿絵!

    この物語の主人公「かまねこ」は本当はやる気もあり、
    素直な新入り事務書記なのだが、同僚にデマを流され
    事務長からの信頼も失い、所内で孤立してしまう。
    どこにでもあるような話ですが猫の事務所のなかでの愚かな差別が
    実は人間社会を表したもので宮沢賢治さんが
    その猫の姿を通して、読者に問いかけてきます。

    最後に事務所の物の意見も聞かずに一方的に事務所を解散させてしまう‘獅子’も
    「大きな何か」の存在を感じ、幻想的で恐ろしさを感じます。

    ですが、ぼんやりとした独自の柔らかな感じを出している
    黒井さんの挿絵がこの緊迫したムードを緩和してくれているし
    その反面、かま猫の泣きじゃくる様子が目に焼き付いたり
    読後も余韻が残るお話しになっています。

    仏教徒であったと言われる宮沢賢治独特の世界がしっかり現れています。

    投稿日:2007/05/14

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  • とぼけた味

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    猫の第六事務所で働く猫達のお話です。
    語り口は軽妙ですが、権力への憧れとかへつらいとか、毛色の違うものに対する陰湿ないじめなどが描かれています。
    ただ、文章が切羽詰っていないので、そんなに重くなっていませんし、とぼけた雰囲気が全体を覆っています。
    また、黒井健さんのほんわかとした絵が、可愛らしささえ醸し出しています。このお話には、この絵しか考えられないと思えるほどです。
    すいすいと読めるお話ですが、出てくる言葉が古かったり、ちょっと耳慣れないものだったりするので、高学年の方が合うかもしれません。
    それにしても、この猫の第六事務所って、役所を作るためにわざわざ存在したかのような陳腐な仕事をしているのです。深読みすれば、今の役所の体制と似ているかも。
    もちろん、賢治はそんなこと考えて書いたわけではないのでしょうけれど。

    投稿日:2007/02/11

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