『FROM HEAD TO TOE』が原題。
様々な動物たちが登場し、身体のあちこちの部位を動かす様子をまねする趣向です。
詩人の工藤直子さんが軽快に訳出しています。
動きは、小さい子でもマネできる簡単なものが多く、嬉しいです。
なかには、ヨガにもあるようなものも。
エリック・カールさんの鮮やかな造形の動物たちに誘われて、
思わず体を動かしたくなりますね。
工藤直子さんがわざわざ題名に意訳している「できるかな?」というフレーズがポイント。
繰り返されるこの語りかけが心地よく、もちろん、「できるよ」の応答もさすがです。
身体だけでなく、心もリフレッシュさせてくれる、すごい作品だと思います。
幼稚園児くらいから、ステイホーム中の大人まで活用できそうです。