先日、地域の公民館でおはなし会をしました。
前半で小さい子向け、後半で小学生向けと一応分けましたが、後半に小さい子どもさんも多く残っていました。もちろん出演者のお子さんもおられましたが・・・。
後半の一冊目がこの「あさの絵本」でした。
途中からBGMを流しましたが、なんと、読みはじめから驚いたことに会場がシーンと静まり返って(逆に緊張してしまいましたが)詩を伝えるにこれ以上はないだろうというようなシチュエーションでした。
吉村和敏さんのため息がでるような写真と、この瞬間を生きている素晴らしさを、短いわかりやすいことばで綴った谷川さんの詩。
ラストのページで、今日を生きていこう!と会場中のみんなが感じてくれていたら嬉しい・・・と思いながら読み終えました。
小さな子たちが食い入るように本を見ていてくれて本当に嬉しかったです。なんど読んでも、どこで紹介しても、読み手と聞き手が感動を分かち合える本です。