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あらしのひ自信を持っておすすめしたい みんなの声

あらしのひ 作:シャーロット・ゾロトウ
絵:マーガレット・ブロイ・グレアム
訳:まつい るりこ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,388
発行日:1995年
ISBN:9784593503353
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,378
みんなの声 総数 10
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  • ゾロトウさん

    ゾロトウさんの作品だったので選びました。これは彼女の作品の中でも特に大好きな絵本となりました。言葉の美しさと描写の素晴らしさはさすがゾロトウさんだなと思わずにはいられませんでした。そして、私が鳥肌が立つほど感心したのはこの絵本の構成の仕方です。うまいな!やられた!そう思わずにはいられませんでした。この構成の仕方を今まで600冊ほど絵本を読みましたが本当に驚きました。この文章能力のあるゾロトウさんだからこそこの構成の仕方が生き生きとしていて効果的なのだと思いました。物語も大好きですが、とにかくこの絵本の見せ方が本当に感動しました。

    投稿日:2008/01/12

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  • 読み継がれる作品

    「雨」のテーマで
    この作品をお薦めしている本があったので
    図書館にリクエスト

    あれ?
    「どろんこハリー」の絵の人かな?
    (カタカナが苦手なので
    カタカナの長い名前は、覚えられません(汗)

    見開き文章のページと
    絵のページに分かれていて
    これは、じっくりお話を楽しんで
    これは、自分の想像が楽しめます
    絵もしっかり楽しんで
    なるほど・・・
    まさに「絵本」!!

    今年も、大雨の災害被害が
    想定外のようです

    この作品の最後のように
    素敵な空の輝く架け橋を
    早く、早く、見られますように
    祈るのみです

    投稿日:2020/07/06

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  • ゾロトウの詩情豊かな風景描写ですが、なによりグレアムさんの絵の表現力で、完成された絵本だと感じました。
    絵を見ているだけで、嵐の通り過ぎる光景と緊迫感を実体験できますし、文章からは風景が克明に想像できます。
    文章と絵が交互に別ページにまとめられているので、読み聞かせには向きませんが、イマジネーションを楽しめる本だと思います。

    投稿日:2015/03/06

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  • まなざし

    ゾロトウさんの人に対する、自然に対する眼差しが素晴らしいです。あらしがきたね、で一言で終わることが出来ますが、木々、そら、かぜ、あらゆるものに注目する素晴らしさを感じます。絵と文が交互なので読み聞かせ難しいなと思っていたのですが最後に、やり方があったので試みてみました。すてきでしたよ。

    投稿日:2013/12/18

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  • マーガレット・ブロイ・グレアムさん、サイコー

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    絵はマーガレット・ブロイ・グレアムさんです。
    この絵本を読んで、子どものころから好きだった彼女の絵がますます好きになりました。
    本当に素敵な絵本の世界を堪能できました。
    シャーロット・ゾロ父さんの文章も穏やかで、情景豊かで素晴らしかったです。(邦訳のまついるりこさんの力も大きいかもしれませんね〜)

    文章・絵・文章・絵と、見開きそれぞれ丸々1ページ使って表現するタイプの作品でした。(最近こういう表現方法の絵本が増えてきた気がします)
    特に嵐の始まりを告げる稲妻がそれに光っているシーンは、雲の感じとか光の感じとか、すごく雰囲気が出ていました。
    文章はそれほど長くないので、学校の読み聞かせなどにも使えそうですが、文章の部分のページと絵の部分のページが分かれているので、あらかじめストーリーを暗記するか、別紙に書いておくかして絵を見せながらそのシーンの話を語るのがベストではないかと思います。
    読んであげるなら5,6歳くらいから小学校高学年くらいまでお薦めします。

    投稿日:2011/11/13

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  • 男の子が嵐がやってくる様子をとても繊細に、嵐が通り過ぎてしまうまでの描写がとても上手く画かれた作品だと感心しました。文字が2ページと絵の部分が2ページと交互に表現された作品にも読み手にもじゅっくりと絵が観察できてよかったです。絵もリアルに描かれているので嵐の様子が観察できます。落ち着いたおかあさんの姿がとても印象に残りました。慌てないもの静かなおかあさんに安心できました。嵐の過ぎ去った虹がとても綺麗でした。

    投稿日:2010/11/27

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  • 自然に興味がわいてきます

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    子どもに自然の事を説明することは、意外と難しいと感じます。

    大人になるまでに経験して分かる、雨の匂いや風邪で動く植物など、この本には、とても細かく自然の事が細かく描写され、色々な場所でのあらしの様子もよく分かります。

    この本を読めばきっとお天気や雷の光などに子どもが興味を持つこと間違いなしです!

    一緒に絵本を見ていたお姉ちゃんも、雷は大きな音がして怖いよね〜とか、雲の話など一緒にしました。

    お姉ちゃんも息子も興味津々でした。

    投稿日:2010/04/10

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  • 不思議な出来事が起こったり、とってもハッピーになれる結末が
    待っているわけではなく、
    あらしが来る前とその猛威、そして過ぎ去った後を淡々とつづった作品なのですが
    読んだ後にまさに台風が去った後のようなすがすがしい気持ちになれる、そんな1冊。

    まずページを開くと、文章だけ。
    「男の子が、ゆらゆらゆれるかげろうをみています。
    小さな毛虫が、砂をかぶった草のへりを、のぼったりおりたりしています。」
    と、男の子のおうちとその周辺の様子を客観的に伝えます。
    1枚ページをめくると、見開き2ページにわたって絵が広がり、文章はなし。
    最後までこのパターンで、絵と文章が同じページに載ることはありません。
    文章を読むと光景が目に浮かび、その後絵を見ることで
    あらしのイメージがより確かなものになる気がしました。

    「きんぽうげはまっすぐにのび、黄色い花のうつわに、
    澄んだしずくをだいて、ひかっています」
    自然の描写のしかたがとても素敵ですし、
    マーガレット・ブロイ・グレアムさんのイラストには
    有名な「どろんこハリー」等とはまた違った味があって
    あらしの真っ只中のシーンなどは迫力があります!

    投稿日:2007/07/14

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