すてきなお話でしたね。
遠くに暮らすおばあちゃんに誕生日プレゼントを贈りたい。
おばあちゃんは孫のコブタくんに『ぎゅっ』て抱きしめてもらうのが
大好き。
じゃあ『ぎゅっ』をプレゼントに送ろうという事になりました。
郵便局のイヌさんの特別の計らいで配達してもらえる事に…
まず、コブタくんがイヌさんを『ぎゅっ』とだきしめ、
そこから『ぎゅっ』のリレーが始まります。
窓口係のイヌさんから仕分け係さん、トラックの運転手さん〜
色々な職業の優しさにあふれた人達の『ぎゅっ』から『ぎゅっ』へ。
最後はカモの配達係さんから特大のサイズの『ぎゅっ』が
無事おばあちゃんのもとへ届けられました。
お返しも素敵です。
もうホントに心がほかほかして、幸せな気持ちになります。
こんなお話を考え付いたサンドラ・ホーニングさんに脱帽です。
それにバレリー・ゴルバチョフさんの明るい挿絵もこのお話をさらに
心地よいお話へと仕上げていると思います。
我が家でも全員一致でいちおしの本となりました。