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素朴な雰囲気の表紙に惹かれ、手に取りました。 一人暮らしで、ほとんど寝たきりのハタネズミのおばあちゃん。 ハツカネズミ、モグラ、トガリネズミの3人から、パッチワークの布団をもらいます。 おばあちゃんは嬉しくて、3人に楽しいお話を聞かせてあげます。 老いること、死ぬことが、怖いことではなく、自然の営みであるということをさらっと教えてくれるすてきなお話でした。
投稿日:2020/10/26
幼年童話、児童書だからといって侮っていたわけでは決してないのですが、最後にガツーンとやられました。 「おばあちゃんのこえは、いつでも、耳のそこで なってるよ」、こんなにも短い言葉で、子どもにもわかりやすく死を語れることに。 確かに亡くなった人を思う時、心の中で話す人になったのだと思ったことはありましたが、こんな表現もあるのだなぁと。 ほのぼのとしたお話と読み始めたのに、死に関わることまでの奥深さ。寝る前に少し読んでと持ったら不覚にも涙が出ました。 読んでなかったものの中にも名作ありで、児童書は奥行きが深いです。
投稿日:2018/10/25
冬の本。 全部で90ページあります。 モグラとトガリネズミとハツカネズミが3人で独り暮らしのおばあちゃんを訪ねます。 おばあちゃんは3人のために、お話をしてくれます。 おばあちゃんの話しを聞いて、おばあちゃんは寂しいのではないかと考え、3人は贈り物をすることに。 仲のいい3人の掛け合いは、やさしくて、けんかしながらも和やかな言葉で綴られていますので、とても読み聞かせに向いていると思います。 中でも、モグラ君が突然乱暴な言葉使いになり、人が変わったようになってしまい、おばあちゃんに相談しにいくというくだりは、とても説得力があり、友たちと生きるための知恵を与えられます。 最後、おばあちゃんは独りで死を迎えます。 3人は悲しみながらも、色々考え行動していきます。 決して感傷に耽るという感じではありません。 むしろ、おばあちゃんの生き方、3人の気持ちの動きがまっすぐで清々しいように思えます。 3回くらいに分けて、読み聞かせをしてもいいと思います。
投稿日:2012/07/14
冬の物語り。 全部で90ページあるので、何回かに分けて読める本です。 語り口は柔らかで難しい言葉は一つの使われていないので読み聞かせに向いています。 モグラとトガリネズミとハツカネズミが独り暮らしのおばあちゃんを訪ねます。 おばあちゃんは寒い部屋でひとりベットの中で一日の大半を過ごしています。 ネズミたちは、それぞれおばあちゃんを喜ばせることを考えて、おばあちゃんの家に行きます。 おばあちゃんはそこで3人にいろんな話しをします。 その話しで3人はいろんなことを考え学びます。 あるとき、おばあちゃんは一人で亡くなっていました。 3人は「もっと行ってあげればよかった」と後悔しながら、おばあちゃんの家に急ぎます。 おばあちゃんの死を3人が受け止めます。 お涙頂戴の美辞美麗な言葉はありません。 むしろ、こどもの体感として時間と言葉が流れます。 おばあちゃんの存在のように、残されたものに押し付けがましくなく、「生命」や「残すもの」「繰り返されるもの」をなんとなく空気感で教えてくれるような本です。
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