「ハリネズミかあさんのふゆじたく」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

図書館の季節のコーナーに置いてあり、かわいかったので
借りてきました。本のサイズもかわいいし、色合いもかわいいし、
物語もかわいい。なにより、「ハリネズミ」が主人公っていうと
ころがうれしくて（私も娘も「ハリネズミってかわいいよねえ」と
よく話しているのです）。

１０ぴきのハリネズミの子どものためにくつを用意しようと
するかあさん。途中でどんどんくつの数は減っていきますが・・。
その度に、ハリネズミかあさんと一緒になって数を確認し読みました。
数をおぼえはじめた子どもが読むのにもきっと楽しいだろうなって
思います。

毎日たくさんの子供たちの世話に追われているハリネズミかあさんの奮闘ぶりがとっても楽しい絵本です。
かわいい子供たちのために、くつを２０足も用意しなくてはならないハリネズミのおかあさん。いろいろな動物たちに協力を頼みますがどんどん減っていくクツ。読んでいるコチラの方が心配でハラハラしてしまいます。
でも、ちゃんと安心のオチがあったのでよかったです。
息子にも冬の間の動物たちの生活について教えることができました。

　ハリネズミかあさんが、こどもたちの靴を用意することになりました。１０匹だから、２０足です。
　あちらこちらにたのんで作ろうとするのですが、なかなかできあがりません、、、。あせるハリネズミかあさんを見ていると、こちらもドキドキしてきます。
　けれど。最後のオチに笑ってしまいました。ゆっくり春まで、冬眠です。
　
　おしゃれな色つかいの絵と、楽しいお話がよかったです。

このお話の主人公のハリネズミのお母さんはとってもおっちょこちょいでとってもかわいかったです。来る冬に備えて、お母さんは子供たちのためにブーツを森の仲間たちに協力してもらって作るのですが、それがうまくいかずに四苦八苦する姿がかわいかったです。結局ハリネズミは冬眠するのでブーツはいらないというオチでした（笑）

ハリネズミの子供が、元気な男の子１０匹で毎日が大変だろうがとても羨ましくなりました。賑やかで騒がしそうだけどやっぱり楽しそうです。１０匹の我が子に寒いからと２０足の靴を用意するハリネズミかあさんの優しさ、子供を思う気持ちが伝わってきます。段々に減っていく靴に心配しましたが、ふゆごもりすることをすっかり忘れていたハリネズミ夫婦にクスってなりました。でも、よかったです！

10ぴきのぼうやたちのお世話でいそがしいはりねずみかあさん。
冬が来る前に、ぼうやたちに靴をそろえてやることにしました。

10ぴきだから…と、ここではりねずみかあさんと一緒に考える私たち親子。
「20そくだわ」
あれれ？一瞬、「ハリネズミは４ほんあし」なんだから、40じゃ？
と考えて、「そっか〜！１足で右左だもんね（＾o＾）」。気付くの遅すぎ？

さて、色んな動物たちの助けを借りて靴を作ってもらうのですが、
どんどんどんどん減っていくのです！
どうするの？どうするの？と心配になって読み進めて、な〜んだ〜〜〜（笑）
ちょっとホッとしたような、ズッコケたような。
とってもかわいいお話でした。