「わにのスワニー（3） しまぶくろさんのたんじょうパーティーの巻」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

毎月お誕生会をするしまぶくろうさんが面白いと思いました。自分中心で自分勝手で人を使うしまぶくろうさんのキャラもいいかなあって思いました。人の事を気にして生きているのが常だと思うから、思いっきり自分らしく生きるもありかなあって羨ましくなりました。でも、毎月お誕生会も大変だし、歳も大きくなってしまうと考えると年に一度がいいと思いました。郵便屋のかわうそのように支離滅裂になるのは案外近い将来になってしまったと思う私ですが、今を大切に生きていきたいと願いました。楽しく笑える絵本なのでお勧めです！

もうすぐ誕生日を迎える息子のために
誕生日がテーマの絵本を選びました。
しかし…あんまり「誕生日おめでとう！！！」
って雰囲気の絵本じゃなかったかな？！

内容的にはところどころ笑いの要素が入っていて
おもしろい絵本でした☆
自分の誕生日を祝ってくれと頼むしまぶくろさんや
わすれんぼで大ボケなかわうそさんが
とても愉快です。
表紙の裏と裏表紙の裏にある４こまマンガも
子どもはウケていました。

ブルトンのシリーズも好きなので同じようなカラーの
このシリーズもきっと好きだと思ったら
その通りでした。

ふとしたときにスワニーシリーズを手に取り、子供に読んであげていて自分で笑ってしまった、この「パーティーの巻」。

「しまぶくろさん」
のはずが
「いけぶくろさん」「ふくぶくろさん」
になっちゃって、かけあい漫才みたいで面白いです。

子供が７歳と３歳のときに読みましたが、上の子は自分もマネして読んでみました。下の子は笑って「もっと読んで〜」と言いました。
シリーズの中でも、これが一番笑えるかな。

大人のようで子供みたい。
６歳児でもそう思ってしまうほど、しまぶくろさんのキャラが炸裂しています。
お誕生日が年に１回しかないこと、
幼稚園児だってしっています＾＾；
なのに、それを。。。
その発想がもう子供にとって面白くてしょうがないようです。
自分も本当心の底で思っているのよ〜といった感じなのかなあと思います♪

この第３巻では、かわうその郵便屋さんも登場。
彼もしまぶくろさんのようによいキャラしていますね＾＾；
郵便屋さん＝働いている＝大人＝ボケている。
大人が完璧じゃないというのは、子供には安心するのかもしれないですね♪

シリーズで読んでいますが、今回はしまぶくろさんが面白すぎました。
マイペースなしまぶくろさんの毎月ある誕生日と、それを祝うために招待状を書かされてるスワニーとの関係も
のほほんとしてていいな〜と感じました。
今回ニューキャラとして登場した「かわうそくん」の
大ボケぶりも今後のシリーズに新たな期待です。
子供たちはスワニーやしまぶくろさんの日記が好きなようです。

1〜3巻と読んできましたが、3巻が一番笑えると思います。我が家の子供たちがゲラゲラ笑ったのを見て、この子たちも冗談を理解できるようになったんだなあと思いました。これが理解できるなら、アーノルド・ローベルの『ふたりは ともだち』シリーズも理解できるかも。でも、単に「しまぶくろ」が「ふくぶくろ」や「いけぶくろ」になって笑ってるだけならレベルが低いな。これまで、しまぶくろさんだけが笑えるキャラクターで、スワニーといわだぬきは真面目だったのが、新たにかわうそという笑えるキャラクターが出てきたのが新鮮でした。このシリーズ、もっと続いてほしいです。

なんといっても、登場人物が個性的で楽しい。毎月誕生パーティーを開くしまぶくろさん、そのしまぶくろさんになぜかつきあってしまうおひとよしのスワニー、あわんぼうでわすれんぼうのカワウソ。とぼけたキャラクターとテンポのよい会話に大人も子どもも引き込まれてしまう。是非、声に出して読んでみてほしい。集団への読み聞かせなら、さらに楽しい。小２のクラスでおもしろかったーといううれしい声を背中に受けた。

もう〜この本は笑えます。
息子が年中時代に出会い　好きになった本です。
おとぼけのしまぶくろさんとわにのスワニーのやりとりがおかしくって・・・。
文字がたくさんですが・・・子供はひきつけられます。
今回はしまぶくろさんの誕生会をしているのですが、ケーキの上のろうそくを数えて　何歳か・・・想像しました。
しまぶくろさんは何歳なんだろう？

相変わらずのしまぶくろさん、自分のたんじょうパーティーを、スワニーにやってもらうことに勝手に決めてしまった。
普通だったら、なんて勝手な奴！と思ってしまうところだが、相手がしまぶくろさんなら仕方ないか〜という気になってしまう。

今回また新たな登場人物（ゆうびんやのかわうそ）が増え、これまた味のあるおかしな奴でございます。４人４様それぞれ個性的で、ついつい似たもの同士でかたまりがちな人間界をあざ笑うかのよう・・・（考えすぎ？）
どの登場人物が好き（あるいは似てる）かで、性格占いができたりして・・・（笑）。ちなみに、私はやっぱりしまぶくろさんが好き。（似てるかは別として・・・）

お話もすごくおかしいけど、あべ弘士さんの描く絵が最高にいい！

第３巻は、しまぶくろさんの誕生パーティー。前後編になっています。
「あした、うちにきてパーティーをしてくれないかな。」
「え？しまぶくろさんがパーティするの？」
「いや、パーティーするのは、スワニー。ばしょがわしんとこ。」
「なにそれ。・・・たいへんなのは、ぼくなんじゃない。」
「そう、よくきがついたねぇ。・・・わしはすごいぞぉ。たんじょうびがまいつきあるんだ。」

このお話は、下手に私の感想をのべるより、ここ（上）を読んで！
この会話が面白い！！と、思った方は、ぜひこの絵本を手にとって、読んでみて下さい。
追記。第３巻では、ものすごい忘れんぼうの、郵便屋のかわうそさんが出てきます。彼も、ヤになるくらい面白いキャラクターです。
ほんと、自信を持って、お勧めしたくなる絵本の１つです。