テレビ絵本で放映されて以来、息子が夢中になっているシリーズです。シリーズの作品を全部ほしいと言っています。
うちは、1をテレビと本で見てから、すぐに5を読んだのですが、ちょっと失敗だったかなと思いました。
5は、ちょっとお話として悲しいからです。もし読まれることがあれば順番に読むことをお勧めします。
だっくんととむくんがかわらでサッカーの練習を見ていると、ほねほねくんが現れます。ほねほねくんはクレーンに化けていたのですが、ボールがあたって姿を現してしまったのです。そして、毎回のごとくサーカス団や警察がやって来て騒ぎになります。
現代社会で、きょうりゅうのほねが生きていくのは並大抵のことではありませんね。だっくんととむくんは、ほねほねくんがどういう暮らしなら幸せかを考えます。
シリーズの1、2、4と読んでみてほねほねくんと人間の男の子たちの微笑ましい交流が描かれていると思いました。
この回では、一歩進んでほねほねくんの幸せを考えます。そこにだっくんもとむくんの心の成長を感じました。ちょっと切ない完結編ではありますが、1を読むと続けて次を読みたくなるお話のようで、息子は4も読むと言っています。お気に入りのシリーズとなりそうです。