「紙芝居 るるのおうち」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

3歳6ヶ月の息子に読んでやりました。自分で見つけ、読んでーと言ってきたもの。どんな紙芝居か不安でしたが、シンプルなのに楽しめる紙芝居でした。

るるという傘の子のおうちをあてっこするのですが、いきなりるるが飛ばされるところからストーリーは始まります。急な展開に大人はおどろきますが、そんなことよりるるのおうちを探すほうがおもしろいみたいです。これはるるのおうちかな？どうしてちがうの？と問いかけ、子どもも考えて返事をするしかけがあり、ただ聞いているだけではないところが面白いのです。

自分でも読んであげるといっしょうけんめい紙芝居ごっこすることもできるくらいシンプルな絵なので、オリジナルストーリーも作ってくれました。色々なことができるおもしろい紙芝居でしたよ。

２歳ごろから読んでいました。絵本が苦手な子もこの紙芝居にはとても興味を持ってくれました。間違い探しの場面が特に人気があります。子供によってどこが違うか意見が違うところも面白いです。最後に表紙に戻ってくるところなんかは、さすがまついのりこさん！という感じです。
幼稚園児なら十分楽しめると思います。未就園児だと間違い探しが難しいかも。一人で読むより大勢で読むほうが楽しい参加型の紙芝居です。この紙芝居を図書館で見つけた瞬間「これだ！！」と思いました。両立な紙芝居です。

かさのるるが主人公。
ちょっと意表をつかれます。
素敵なるるのおうちなんですが、
風で飛ばされたるるが自分のおうちを探す、という趣向。
るるの形を見ながら、記憶力とパズルのような展開が面白いです。
思わず画面を見入ってしまいます。
年齢に応じてヒントを出してあげるのもいいかもしれません。
でも、案外大人もムキになって考えてしまいますよ。
いろんなおうちが、どれも、それはそれでとてもシンプルで素敵です。
読み手の立場では、程よい展開と長さが気に入っています。