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日本のおはなし、というのに、表紙絵から漂う南国感。 それもそのはず、沖永良部島に伝わる昔話だそう。 ホーラ(川原)のマーヤ(おねえさん)というあねさまが主人公。 川で洗濯していると、桃の種が流れてきて、植えたらたわわに実るのです。 ところが、高い位置の実が取れなかったところにサルがやってきて、 横取りしてしまったので、仕返しに行くのです。 途中で出会ったハトとハチとウスとウシと一緒にサルの家へ。 おやおや、桃太郎と猿蟹合戦のミックスのような展開。 でも、主人公は女の子で、ちゃんと自分でおむすびを作り、 リーダーシップをとって進む様子が頼もしいです。 古事記の頃から語られる桃の存在感が印象的です。
投稿日:2022/09/04
桃の木を育てていたマーヤ。ずるいさるに騙されて、桃を取られてしまいます。怒ったマーヤは、おむすびを作り、さる退治に出かけます。へこたれない女の子が主人公の、沖永良部島に伝わる昔話です。日本の昔話の主人公はだいたい男の子なので、娘にはこちらの絵本が気に入ったようです。強い女の子の姿を見られるのも良いものですね。
投稿日:2022/07/13
この昔話を読んで、主人公のマーヤの強さとともに、本土と沖縄の関係を感じました。 昔話だから、沖縄がまだ琉球王国として、独立した国だった頃のお話でしょう。 それでも日本と交流のあった琉球で、伝わってきた「さるかに合戦」と「桃太郎」が、このように改編されたような気がしました。 桃を育てたマーヤが、美味しい桃を猿に取られてしまい、仕返しに向かいます。 搾取される側が沖縄だとすれば、猿はどこでしょう。 マーヤが自ら行動する女性であることも何か象徴的です。 マーヤのさる退治に、はと、ハチ、臼、牛が加わりますが、マーヤ自身から働きかけるところには、マーヤの行動力を感じます。 それだけマーヤはたくましさの象徴でした。 沖縄返還50年に読んだからでしょうか、現在の国際情勢を憂いているならでしょうか、こんな深読みをしてしまいました。 めでたしめでたしで終わる昔話ですが、味わい深いお話です。 唐木みゆさんが沖永良部島に取材して、すくい上げた沖縄情緒を漲らせています。
投稿日:2022/05/18
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