まほうのなべ自信を持っておすすめしたい みんなの声

まほうのなべ 作・絵:ポール・ガルドン
訳:晴海 耕平
出版社:童話館出版
税込価格:\1,430
発行日:1998年
ISBN:9784924938908
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 16
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  • 始めより終わりを忘れたら恐いんだな

     このお話は、随分前に目にしたことがあります。
     母になり、こういう形で再会できるとは、思ってもみませんでした。

     ヨーロッパ(東欧・北欧)中世の頃でしょうか。
     貧農(農奴)の苦しむ時代。
     
     食べるのものも底を尽き、森へ、苺や胡桃を探しに出かけた女の子。
     今日は運悪く、ひとつも見つかりません。
     森で、不思議なおばあさんに出会って、お鍋をもらいます。
     お鍋を使う時の約束の言葉を教えられ、家へ帰った女の子は…。

     オートミールのポリッジの説明をしようとしたら、「あ〜おかゆね。」とあっさり息子。
     
     さて、夢のような鍋を手に入れた母子。
     娘の留守に待ちきれず、おかあさんが調理をしたは良いけれど、ここから先は、「うわ〜〜〜〜〜。」でした。
     オートミールの熱い海の中、喜々としてそれぞれの器ですくい上げ食べている村人の様子に、「良かった」と息子。
     このお鍋ひとつで、村人みんなが救われたんですね。
     
     色彩の数を抑えた絵が、また当時のひもじさを良く伝えていました。

    「始めより終わりを忘れたら恐いんだな。」とポツリと息子。

     当時の人々の願望の詰まったようなお話でした。

    投稿日:2009/10/27

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  • 結果オーライ途中ドキドキ

    7歳5歳の娘たちに借りてきました。

    貧乏な女の子が森に木の実を探しに行ったときに、黒いマントのおばあさんが魔法のなべをくれました。魔法の言葉をかけると、何もないなべからオートミールがぐつぐつ。止める魔法をかけるとちゃんと止まるんです。でも、娘がいないときにお母さんが止める魔法を知らないで、オートミールを出してしまったら、大変なことに。娘たちは「たいへーん」「どうしよう」と興奮。でも、かえって良かったのかな?みんなで分け合えたので。ドキドキ感たっぷりです。

    投稿日:2015/10/03

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  • オートミールがあふれ出す

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    グリム童話に収められている「おいしいおかゆ」に相当する伝承話の再話。
    貧乏暮らしの女の子が、森の中へ食べ物を探しに行き、途方に暮れていると、
    不思議なおばあさんから「まほうのなべ」をもらうのですね。
    教えてもらった呪文を唱えると、煮えたオートミールでいっぱいになるというすぐれもの。
    でもある日、女の子の外出中、お母さんがかわりにまほうのなべを使ったものの、
    止める呪文を忘れて大騒動になるのですね。
    もちろん、無事解決しますが、村中にこぼれたオートミールをみんなが優雅に食べる様は
    何とも大らかですね。
    古風な絵だけに、雰囲気たっぷりです。
    やはり呪文が効いているところが魅力でしょうか。
    幼稚園児くらいから楽しめそうです。

    投稿日:2015/06/08

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  • オートミール

    魔法の鍋があったらいいなあって思いました。毎日、毎日オートミールがいっぱい食べれて羨ましいです。でも、私もこのおかあさんのように止め方を忘れてしまうかも知れないかなあって思ったり不安にもなってきました。でも、この絵本は、お腹を空かした村人たちの為に役にたったんだからよかったんだと思いました。オートミールが、飽きるまで食べたくなりました。

    投稿日:2013/04/09

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  • 魔法の言葉を忘れたら大変ね!

    このようなお話は 素話で聞いたことがあります

    昔話で 気だての良いお母さんと娘は 貧乏で食べるものがありません
    でも 森で出会ったおばあさんに不思議な鍋をもらうのです
    貧乏でも 気だてがいい人には ちゃんと助け船があるな〜

    オートミールが出てくる鍋 
    出も約束がある 「にえろ、 ちいさななべよ にえろ!」
    「とまれ、ちいさななべよ とまれ!」
    魔法の言葉を忘れてはいけないよ  これが約束!
     
    なんでも 決まりや 約束があり それを守っているからいいんですね

    二人はオートミールをたくさん食べてしあわせでした。
    ところが お母さんが 魔法の言葉を忘れたから 大変! 町中オートミールだらけ でもおかげで 近所の人もおなかが満たされ ハッピーエンド

    みんながしあわせになれたのがいい!

    そして 魔法の言葉を決して忘れない「とまれ、 ちいさななべよ とまれ」 あ〜よかった!
    こんな 昔話は ホットしますね 

    投稿日:2011/08/19

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  • やっぱ欲しいなあ

    岩崎書店から出版されていた『まほうのおなべ』が、出版社(童話館出版)を変えて発売。
    大好きな作品だったので購入してしまいました。

    いやあ何度読んでも、やっぱ面白いですね^^;
    慌てふためくお母さんの様子についつい突っ込みをいれながら、
    かわりに呪文を唱えてあげたい!!
    そんな気分になっちゃいます♪
    息子も展開をしっているにも関わらず、
    呪文はね〜〜と途中で何度も口ずさんでいました。

    そしてラストに必ずこんなおなべやっぱ欲しいなあ〜と思ってしまいます!

    投稿日:2008/02/04

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