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うらしまたろう自信を持っておすすめしたい みんなの声

うらしまたろう 絵:秋野 不矩
再話:時田 史郎
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1974年3月25日
ISBN:9784834004137
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,524
みんなの声 総数 37
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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22件見つかりました

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  • 情景が浮かびます

    • あみむさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子15歳

    縦になるページがあって、海の底へもぐっていく様子。
    そして、「からだのあちこちにこんぶがまきついてはちぎれ、まきついてはちぎれた。」など、情景が細かく頭に浮かびやすい文章です。
    また、夢のような楽しく暮らしていたたろうが、里が恋しくなるなどの、心の様子もとても伝わってきます。
    私はこのうらしまたろうの絵本、とても好きです。

    この絵本には、「このはこをもっていれば、いつのひかまたおあいできるかもしれません。でも、けっしてあけてはいけません。」というセリフがあるのですが、玉手箱をあけなかったら、どういう風に再開できたのかな…。
    自分の命を助けてくれた恩人に、どうして玉手箱を贈ったのかな…。
    と、色々考えてしまいました。

    投稿日:2015/02/24

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  • 切なさが際立つ絵と文です

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    5歳の息子に読みました。

    『うらしまたろう』の絵本はたくさん出版されていますが、どれも余計な脚色や解釈が加えられていたり、絵がしっくりこなかったり・・・。でも、この絵本は、本当に幻想的に描かれていて、その上、文章も最小限。物悲しさが際立ちます。

    息子も、どうしてこういう結末になったのか尋ねます。玉手箱の謎は誰にも解けないと思うのですが、そこがまた一層魅力を引き立てるのではないかと思います。

    投稿日:2013/11/06

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  • 不思議な絵本ですね

    日本の昔話として絶対はずせない浦島太郎!

    こちらの絵本はイラストが子供に媚びてなく(マンガチックでない)
    優しい色使いで良かったです。
    ただ、私の記憶にあった竜宮城の門はもっときらびやかでしたので
    少々驚きましたが、薄暗い海にある藻の茂みの中から現れ出た
    竜宮城の門だと考えればイメージが合ってきました。

    さて、ものすごく聞き入っていた息子ですが
    最後のおじいさんの姿を見て「ええええ!!!」と
    とても驚き「これは不思議な絵本だ」と繰り返していました。

    私的には、楽しい時間は早く過ぎるものだと一般的な感想から
    息子との時間も大切にしておかなければ・・・と
    なんだか切なくなりました。

    投稿日:2012/11/30

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  • 玉手箱の謎

    数ある「うらしまたろう」の絵本の中で、1番読みたかったのが、この作品。他のどれよりも美しく、幻想的で、そして、もの悲しい・・・。夢(または人生)のはかなさが、透明感あふれる絵を通して、心の奥深くに伝わってきます。

     娘も、最後のページを読み終えた瞬間に、「えっ!」と驚きの声をあげ、「なんで老人になっちゃったの? じゃあ乙姫さまは?」と聞いたまま、呆然とした表情で、前のページをめくり直しては、若者の太郎と見比べていました。
     これまでにも何冊もの本で読んだお話ですが、この絵本で初めて、感覚的に、太郎が年老いたことも、長い長い時間が流れたことも感じ取ったのだろうな、と思います。

     そして、2回目に読んだときには、「乙姫さまは、太郎が(玉手箱を開けたら)老人になっちゃうって、知ってたの?・・・どうして太郎に玉手箱をくれたの?」と、さらに玉手箱の謎に興味を深めたようでした。

    投稿日:2010/04/15

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  • しっかりと読むなら…

    浦島太郎のお話の絵本はたくさん出ていますが、しっかりと読み伝えたいなら福音館の絵本はどれもおすすめしたいです。イラストも可愛らしい今風のものではなく、ストーリーとイラストがとても合っています。年中、年長さんくらいに読んであげるとよく聞いてくれました。

    投稿日:2020/12/27

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  • うらしまたろうの再話絵本

    改めて、お馴染みの「うらしまたろう」の再話を読んでみました。
    今の私の気持ちですが、帰りたかった家に帰ってきても、生きる時代が違っていて、もうずっと遠い昔になってしまっていて、知っている人は誰もいなく寂しくて、つい開けてはいけない玉手箱を開けてみたら、おじいさんになったうらしまたろうは、何の後悔もしないだろうと思いました。乙姫さまとの煌びやかな思い出があってむしろ羨ましい一生であったなあと思いました。

    投稿日:2019/08/05

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  • 美しい絵本

    今時点読み聞かせている本(2歳半)で一番文字の多い作品ですが、娘はこの本が大好きです。図書館で借りてお気に入りになった後に、自信を持って購入しました。

    幻想的なイメージのあるお話って、そんなにないと思うのです。
    私がパッと思いつく有名どころは、うらしまたろうと、かぐやひめくらい。
    この絵本の水彩画は本当に美しくて、このお話をより幻想的に見せてくれます。

    謎深く、教訓めいたところもあるこのお話ですが、まずはキレイな世界で親しませたいと思っていたので、娘に気に入って貰えてとても嬉しいです。

    文はすべてひらがなですが、へんに優しくしておらず、難しい表現も、独特の言葉も多いです。大人にとっては雰囲気を盛り上げてくれていいのですが、子供には難しいだろうと思います。

    娘は今2歳半です。そもそも言葉をまだよく理解しておらず、イメージで聞いているようで、今のところは言葉も全く抵抗なさそうです。これがもっと言葉が分かる年齢になってくると、逆にハードルが上がってしまうかもしれません。

    投稿日:2018/08/27

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  • なぜ?どうして?の嵐

    少し前、うらしまたろうブーム≠ェ来ていて、毎晩読んでいました、4歳の長男は竜宮城にある特別な部屋(四方に窓がある)に案内される場面で「四方ってなに?」と読むたびに質問されました。それ以外にも「なんでぇ?」「どうしてぇ?」の嵐です。大人になってから改めて読んでみても色々疑問が残る物語ですね。乙姫はなぜ玉手箱をうらしまたろうに手渡したのか?開けてはいけないのならば渡す必要があったの?と思ってしまいます。絵が秀逸で、竜宮城の入り口に着いて色とりどりの魚たちが出迎えるページはとても綺麗で好きです。

    投稿日:2017/03/04

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  • うらしまたろうのベストワン

    浦島太郎のおはなしは有名で、たくさん絵本になっていますが、我が家でのベストワンはこちらの絵本です。
    優しく語りかけるような口調の文章と、美しく幻想的に描かれた水彩画の挿し絵で、読むたびにすっかり不思議な世界に引き込まれてしまいます。
    この絵を描かれた秋野不矩さんの昔話絵本は、他に『いっすんぼうし』も持っていますが、どちらも本当に素晴らしいです。日本らしい美しさにうっとりします。

    投稿日:2014/12/19

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  • 美しい昔話

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳、女の子9歳、女の子4歳

    「うらしまたろう」のお話は数々の再話があるので、何度も目にしたことがありますがこの絵本の美しさが一番読み聞かせによいと思いました。
    ただ、私は「たこやはちべえりゅぐうへいく」と合わせて読んでしまったので、この絵本の素晴らしさが後の笑いで半減してしまったようで、反省しています。
    浦島太郎の歌を知らない子もかなりいました。1番は歌えるけど2番以降は知らない子がほとんどでした。誰もが知っていると思われがちな昔話ですが、語り継いでいきたいものです。

    投稿日:2011/12/01

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